概要
第二王女ベロニカの専属騎士。
ドレファスの息子でギルサンダーとは従兄弟同士。父親と似た風貌を持つものの、体格は巨大で筋肉質。上半身は裸に近い甲冑を身につけている。
幼少からベロニカの侍従を務め、彼女に絶対的な忠誠心を持つ。
それ以外の人物には高圧的で冷酷な態度を向けている。
ベロニカに忠実なものの、努力が空回りしており彼女から怒られることも多々ある。反対に頼りにされると喜ぶ。
魔力は障壁。
ベロニカに忠義以上の感情を抱いている節があり、彼女の下着姿を見て興奮する様子も描かれている。
ネタバレ注意
エリザベスを奪還するべくベロニカの命令でバイゼルの喧嘩祭に参加。
しかしディアンヌに敗北。ヘンドリクセン派の聖騎士の乱入により、ギーラの魔力でベロニカを目の前で失ってしまう。
ベロニカの最後の命令でエリザベスを守るよう頼まれるも、失意の中で背いてしまった。
だがエリザベスに思い出の場所でベロニカを埋葬するよう命じられ、それを請け負った。
後、ヘンドリクセンの命令で口封じとして聖騎士により粛正された。
これは後日、<七つの大罪>によるバイゼル襲撃の際に戦死したと王国に報告されている。
実際、聖騎士によるバイゼル襲撃でヘンドリクセン派の聖騎士達はベロニカ共々グリアモールも殺そうと企てていた(ギーラの独断であるが)。
しかしディアンヌの神器によって彼らは撤退を余儀なくされ、グリアモールは自身の魔力でかろうじて生存。このとき、グリアモールの生死をヘンドリクセン派の聖騎士は把握していない。
だがベロニカ埋葬後に粛清された可能性もなくはなく、真相は不明である。
その後長らく消息不明となっていたが、王都決戦編において帰還。父・ドレファスと共に魔神と化したヘンドリクセンと戦った。
終戦後はギルサンダー、ハウザーと共に事の真相を掴むため旅に出る。