CV:小西克幸
概要
年齢 | 47歳(七つの大罪)→63歳(黙示録の四騎士) |
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身長 | 185cm |
体重 | 82㎏ |
血液型 | A型 |
誕生日 | 11月29日 |
出身地 | リオネス王国 |
闘級:3000(魔力1000/武力1000/気力1000)
聖騎士ランク:聖騎士長→元聖騎士長
長髪と口髭が特徴の成人男性であり、ヘンドリクセンと並ぶ二大騎士団長の一人。
先代聖騎士長ザラトラスを上回る剣術、圧倒的な求心力と高いカリスマ性を持つ。
ザラトラスの実弟で、グリアモールの父親。ギルサンダーの叔父にあたる。
騎士らしく使命感ある人格者だが心の弱さを垣間見せる。
息子の訃報に意気消沈するなど、冷酷強壮なだけの人物ではない。
昔は<七つの大罪>とは酒を飲み交わす仲でもあったが、現在は来たる聖戦での<光の導きの手>は聖騎士、<七つの大罪>が倒すべき敵であるという主張を掲げている。
幼なじみでもあるヘンドリクセンの動向を怪しんでいる。
魔力
『砕貫(ブレイク)』
あらゆる物体を撃ち抜く衝撃波を放つ。
自身の10倍以上の闘級を誇る相手にも有効。
- 「羅貫」
突き出した剣先から、非常に貫通力の高い衝撃波を発生させ敵を撃ちぬく。
- 「羅貫扇弾」
複数の「羅貫」を一斉に擊ち出す技。黙示録の四騎士にて使用。
- 「崩撃」
渾身の力で剣を振り上げ、相手を吹き飛ばす。
- 「貫突」
高速の突進と同時に相手の身体を貫く突きを放つ。
- 「流撃」
渾身の力で剣を振り下ろす。「崩撃」とは逆向きの技。
- 「天漢破獄刃」
魔力を剣に凝縮し、一度に放出して敵を貫く「羅貫」の強化版。
凄まじい威力を誇る切り札だが、溜めに時間を要し魔力の消費も激しい。
劇中の動向
10年前、元々持っていた兄への嫉妬心からヘンドリクセンと共に聖騎士長を殺害し、王国転覆未遂の罪を<七つの大罪>へ被せる。
以降は部屋へ塞ぎ込むことも多くなった。
<七つの大罪>が王都に現れたときは、先んじて王都中心に転移してきたディアンヌと交戦。
他の聖騎士とは一線を画す実力で追い詰めるも、これまでのディアンヌを見てきたハウザー・交戦中に弟ジールの命を守ってもらったギーラが離反したことで取り逃がす。
その後ゴウセルの参戦によって精神世界に囚われるも、謎の反撃を行い復活。彼を撃破する。
さらにキングに不意打ちの攻撃を仕掛けるが遂に敗北。ハウザーの説得を受け、休戦を受け入れた。
休戦後はマーガレットの証言でザラトラスの暗殺の罪を認め、地下に連行される。
しかし連行した「暁闇な咆哮」のスレイダーとサイモン以外のメンバーを殺害。ハウザーをも半殺しにし逃亡。
赤魔神化したヘンドリクセンと生きていたグリアモールが対峙する場に姿を現し、グリアモールと共闘するも不注意からエリザベスに攻撃を当ててしまい、動揺と魔力切れからヘンドリクセンの「腐蝕(アシッド)」をくらい死亡した。
以下ネタバレ1
これまでのドレファスに納得がいかなかったギルサンダーやハウザーは、彼を信じるグリアモールを説き伏せて自室を調査。すると彼が知らないはずの魔神族と関わりのある本が発見され、ヘンドリクセンと反目する影では魔神族と関わっていたことが判明した。
そして遠く離れた地、王都決戦で瀕死に陥っていたヘンドリクセンの元に、死んだはずのドレファスが姿を見せる。
朦朧とした状態で自身の行いを懺悔するヘンドリクセンを激励し、血を与えて回復させるという人ならざる芸当を行い、さらに近くの木にエリザベスを止血した際に使った血が付着したハンカチを(わざとらしく)架けて立ち去った。
それを手に入れ、魔神族を復活させる条件が揃い狂喜するヘンドリクセンの背中を見つめる彼の顔には魔神族の模様が浮かんでいた。
以下ネタバレ2
10年前、ドレファスはヘンドリクセンと共に亡国ダナフォールの調査へ訪れた。そこで16年前にメリオダスと交戦し傷ついた魔神フラウドリンと接触。
魔神族復活のため器を欲したフラウドリンは身体の乗っ取りを謀るが、ドレファスは強靭な意志の下に跳ね返した。
しかしその後、ヘンドリクセンを人質にとられてしまったため、ヘンドリクセンの命を保障することを条件に身体を明け渡した。
罪を認めながらもハウザー達を殺害してまでの逃亡。逃亡中にもかかわらずヘンドリクセンと対峙。不注意で足を滑らせ、全力の攻撃をエリザベスに当てるという失態。
聖騎士長としてみても、罪人としてみても振る舞いが一貫していないように見えたのは魔神フラウドリンとしての目論見があったため。
また、ゴウセルがドレファスの精神を封じたにもかかわらず復活を遂げたのも、身体に別の意識があったためである。
魔神族の復活以降は、堂々と〈十戒〉として行動を続けることとなる。
聖戦中盤、リオネス王国で抵抗軍を皆殺しにしようとするが、蘇生したザラトラスが命を賭して「浄化」を放ったことでドレファスとフラウドリンは分離。
そしてフラウドリンがメリオダスに殺されたことで、ようやく自由の身となった。
操られていたとはいえ所業は許されるものではないとして、ギルサンダー不在による聖騎士長の再就任はヘンドリクセン共々辞退。
ただの一戦力として在る道を選び、ギルサンダー捜索の旅に出るマーガレットの護衛を務めることとなった。また、昔のような短髪へと格好を戻している。聖戦を生き残り、その後は後進の育成に尽力する。
続編『黙示録の四騎士』でも登場。剣術指南役の任に就きつつ、ヘンドリクセン施薬院の手伝いをしている。慢性的に腰を痛めており中々戦えるコンディションに無い模様だが、対アーサー戦では久々に「羅貫」を披露していた。