田中芳樹原作の小説「銀河英雄伝説」の銀河帝国サイドの登場人物。
概要
フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルト
ローエングラム陣営の主要提督の一人で、黒一色に塗装された「黒色槍騎兵艦隊(シュワルツ・ランツェンレイター)」と呼ばれる宇宙艦隊を率いる猛将で、乗艦は王虎(ケーニヒス・ティーゲル)。
「猛将」と言われている通り、攻撃力と破壊力には「帝国軍の呼吸する破壊衝動」とまで言われるほどであるが、その一方で、守勢に脆く、最初の突撃を持ち堪えられると後が続かないという弱点も併せ持つ。
容姿
髪の色はオレンジ、筋骨隆々とした胴体の上にやや不釣合いな細面の顔をしており、ラインハルトの配下で最も武人らしい提督と言われている。
人柄
「粗にして野だが卑にあらず」をそのまま具現化したような性格をしており、「人を褒めるときは大きな声で、悪口を言うときにはより大きな声で」がモットーであり「家訓」でもあるらしい。