モズメ
もずめ
概要
『ファイアーエムブレムif』のキャラクター。
村が襲われていたところをカムイに助けられ、行き場をなくしていたところをそのまま拾われ仲間になる。
一人称は「あたい」。「せやろか」「~しとるで」など関西弁風の方言が特徴。
子世代を除くと外伝で参入する唯一のキャラクター。
なお白夜王国のクラスを持つが、暗夜王国編でも味方になるルート共通キャラである。
ちなみに軍の中で一番、サバイバル能力が高い。
畑仕事や狩りが得意で、料理の腕も抜群。
特に狩りに関しては初挑戦にも関わらず小刀だけでイノシシを仕留め、達人のやり方を真似たとはいえ熊をも一人で仕留めたことがあるなど、村人の少女としては非常にハイスペックな能力を持つ。
みんなの力になろうといつも一生懸命だが、武芸に置いて素人であることも自覚しており、あまりに上達しないことで弱音を吐いたりと等身大の少女として描かれる。
また、ノスフェラトウから助けてくれたカムイやジョーカーの前では、自分を庇って死んだ母親のことを思い出して泣くことも。
隊の中の女性陣と比べて、地味で不美人だと思い込んであり、コンプレックスを抱いているが、オボロとの支援で自分に自信を持つよう諭され、少し明るくなった。
働き者で健気な性格から、周囲に対して無愛想で不遜な態度を取りがちなサイゾウも彼女には優しく接するほどである。
ユニット性能
初期クラスは「村人」。
初期能力は低いが高い成長率を持つFE恒例の村人ユニットである。
しかし「覚醒」のドニでやり過ぎた為か、スキル「良成長」の効果が大幅に抑えられてしまった為伸びないときは本当に伸びないため過信は禁物である。
また本作は村人にも上級職が追加されている為、今までとはやや毛色の異なる運用が求められる。
なお、パラレルプルフを使用すると弓使いになる事ができる。
白夜篇だと弓使いはタクミがいるので運用が難しいように思えるが、もうひとりの弓使いであるセツナの能力が若干心もとないため、十分に活用できる。
暗夜篇ではライバルとなるキャラクターがゼロだけなので、さらに有用となるだろう。敵として多数出現する天馬武者に強いのも魅力。
弓使いにした場合、能力面ではHPこそやや少ないが、力・技・速さ・幸運全てが高水準で、回避が高い相手にも確実に命中させ追撃と必殺を連発する強力なエースとなることが期待できる。
ただし後衛であるため武器レベルが上がりにくい点には注意が必要。
また、村人は特殊な職であるため、バディ・マリッジプルフを使用した場合も相手に渡す素質は弓使いになる。
「先手必勝」「弓の達人」「お大尽」「死線」といった火力を強化するスキルを自分の資質のみで習得することができる超攻撃型のスキルの持ち主であり、これに叫びと防陣補正を合わせれば、エターナルプルフや像、ルート特典などのやりこみ要素と必殺・奥義などの運要素を使用せずに暗夜ルナのラスボスを一戦闘で撃破することも可能。
無論、そこまで鍛える暇があればの話だが。
専用スキルは山や森、荒地、他畑地形にいるとHPが20%回復する「農場の主」。
持久戦向きだが地形を選ぶ上火力に繋がらず、モズメ自体も耐久力が低めなのは少々厳しいか。
育成環境が整っている白夜・透魔篇はともかく、暗夜篇ではシナリオでしか経験値を稼げない為、優先的に鍛えないと2軍落ちする可能性も。
但し暗夜篇ではモズメが弓使いになっているかどうかで難易度に大きく影響したりする。
村人であるため、母親の適正としては最高クラス。どんな子供でも「良成長」を継がせれば強力に育つ。一人だけどうしても無理な子供がいるが。
自身から攻撃した際の命中率を+40%する「凶鳥の一撃」、周囲のユニットを回復させる「天照らす」は様々なクラスで役立つため、バディ・マリッジの相手としても便利である。