火星に移住した「マーシャン」と呼ばれる人々が、地球との交流を経て独自に昇華した技術と、友好関係にあったD.S.S.Dやプラントの技術に加え、火星を訪れたロウ・ギュールの協力を得て開発した機体。当時まだMSを持っていなかったマーシャンからは「マーズファーストガンダム」と呼ばれている。
「アストレイ」の名を関してはいるがプロトアストレイとは全く関係なく、開発段階では「デルタ」のみで呼ばれていたが、ロウがこの機体を見て勝手にアストレイと読んだことから「デルタアストレイ」ということになった。
最大の特徴はスターゲイザーにも搭載された惑星間航行用システム「ヴォワチュール・リュミエール」だが、本機のものは緊急推進システムに採用されており、機動兵器としては最速と言われるほどの加速力を発揮する。しかし、かかるGも尋常ではないため身体の固定や専用のパイロットスーツの着用と言ったブラックアウト対策が必要になる。また、展開された光の翼が千切れ飛ぶという特有の現象(強化されたシステムが不安定ため)が起こる。