機動戦士ガンダムSEEDDESTINYに登場する、ダガーLの後継機にあたる
地球連合軍の主力MSである。
機体説明
型式番号GAT-04。
各部の軽量化と、スラスターの追加により機動性はダガーより向上している。
当然ストライカーパックの運用も可能で、ダガーと同様に汎用性は高い。
スペック上では前大戦の名機、「GAT-X105 ストライク」同等とされ、地球軍の悲願であったストライクの完全量産化を実現した機体であり、地球軍MSの到達点ともいえる。
劇中での活躍
本編開始の時点で相当数が配備されていた。
初登場はプラント本国への核攻撃であり、コロニーに対し核ミサイルを発射した。
しかし、その攻撃はザフトの新兵器に阻まれ母艦を含め部隊は壊滅している。
思えばこれが不運の始まりであったのかもしれない。
その後舞台が地上に移るも、30機のウィンダムがインパルス、セイバーの2機に全滅させられるなど、設定ではストライクと同等の高性能機な割に扱いはよくない。
しかしネオ・ロアノーク専用機だけは別で、ベルリン戦ではフリーダムのシールドを破壊するなど一般機よりもかなり待遇が良い。
(ネオ機はジェットストライカーのリミッターを解除したのみで、機体自体に差はない)
しかしそのほかの戦闘シーンでは、ザグやグフを撃墜している場面もある。
外伝でも目立った活躍はなく、「敵のザコ兵」という立ち位置は変わらない。
これらの原因は地球軍パイロットの錬度不足(徴兵による士気の低さ)や機体操作をOSに依存していることも大きい。パイロットの腕次第ではガンダムタイプとも戦える機体である。
(その点、オーブ軍のムラサメは機体、OS、パイロット共に優秀である)
余談
シミュレーションゲーム、「Gジェネレーションシリーズ」でのウィンダムの初期能力値は、量産機でありながら初代ガンダムRX-78より上である。