ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

フィンランド語の編集履歴

2015-11-08 23:20:07 バージョン

フィンランド語

ふぃんらんどご

フィンランド語(suomi)とは、フィンランド人の母語である。

フィンランド語(スオミ語)は、フィンランド共和国の公用語(ほかにスウェーデン語)。ヨーロッパに多いインド・ヨーロッパ系言語ではなく、ウラル系の言語である。


文法と発音

表記こそ一般的なラテン文字であるが、世界有数の難解な言語とも呼ばれ、欧州では、日本語と並び外国人が習得することは困難を極めると言われる...。が、これは文法、発音ともにヨーロッパ系の言語とはかけ離れているという理由も大きい。一方、バルト海を挟んだ対岸のエストニアで話されるエストニア語とはよく似ており、北東ヨーロッパからシベリアにかけては割と同系統の言語が話されていたりする。地理的にも語彙の面でも隔たりが大きいものの、ハンガリー語も同系統である。


文法は複雑で、名詞や形容詞の格変化が大変豊富な言語であり、名詞は15の格に語尾変化する。


発音は特徴的で、日本語のように母音が多い言語である。母音を並べるとのばす音(長音)、子音を並べるとつまる音(促音)になるが、これは日本語とフィンランド語に特徴的な発音である。


例えばフィンランド語では kuka(誰)と kukka(花)では意味が変わってしまうわけだが、非フィンランド語話者には使い分けは困難であるという。


kutsu(呼ぶ)、rouva(既婚女性への敬称)、kulma(角)、kani(ウサギ)のように、日本語の単語と同じ音で全く別のものを指す場合が非常に多く、空耳のネタにされることが多い。


ただし日本語にはない(古代日本語にはあったという説もあるが)母音調和という現象があるほか、Öの音やRの発音など、日本語にはない音もいくつかある。また、日本語にある拗音はフィンランド語ではあまり使われない。

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました