大元は旧約聖書におけるペリシテの巨人兵。
イスラエルの羊飼いの少年ダビデ(後のダビデ王)に倒される。
石を眉間に直撃されて昏倒し、その隙に己の刀で首を切られる、というものであった。
(ちなみに、かのミケランジェロのダビデ像は、まさにゴリアテへ石を投げつけんとするダビデである)
強いものであったはずだが、その倒される様があっけなく
(元々神と神を信仰する者たちを嘲る役割であったので、
勧善懲悪、及び後のダビデ王の華々しいデビュー戦としてのわかりやすい観点からそのように用意されたのかもしれない)、
「小さい存在が大きい存在に勝つ」ということや、
強いはずなのにあっけなく敗れる様から、「でかいだけの見掛け倒し、かませ犬」の代名詞として使われることもある。
現実近世界におけるゴリアテ
代表としてはナチスドイツの有線誘導式小型無限軌道自爆兵器。移動地雷と言える。
空想世界におけるゴリアテ
代表として「天空の城ラピュタ」における巨大空中戦艦ゴリアテがある。
しかし最近(2009年中頃より)は東方Project内作品である「東方非想天則」内にて
アリス・マーガトロイドが操り登場する巨大人形がゴリアテ人形と名付けられており、
このタグのヒット件数が増えている。
ゴライアスとの関連
ゴリアテ(Golyat)の英語表記がゴライアス(Goliath)であり、
この名前がついたものも現実架空に多数存在するが、pixivタグには存在していない(2009年11月現在)。