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言論の自由の編集履歴

2015-11-27 02:25:44 バージョン

言論の自由

げんろんのじゆう

国民の言論が拘束されない権利

概要

「言論の自由」は、世界人権宣言第19条『市民的及び政治的権利に関する国際規約(国際人権B規約・自由権規約とも)』にも規定された、国際人権法で保護されている権利である。


日本国憲法第21条第1項において規定されている国民の権利(日本国内においては、日本国民のみでなく、外国人にも同等に保証されている)である表現の自由の根幹をなすと考えられている。


同様に他者の権利、国の安全、外国との関係、公衆の健康や道徳の保護の目的のため、一定の制限が科される場合があり、pixivでも議論に挙げられている。


注意点

よく勘違いされるが、“言論の自由”というのは決して「ただ好き勝手に言いたいことを言って良い」というものではない。


注意する点としてこの権利はあくまで常識や倫理などの公的秩序、もしくはそれを主張する場で設けられた一定のルールに基づいてのものがほとんどであり、その言論に非難罵倒と言った他人の心身および名誉を傷つけかねないような言葉、あるいは根拠の無い非論理的な詭弁が含まれていたり、そもそも発言自体がそこの場所の規則に反しているようなケースだとこれが適用されず周りからの反発を食らったり、最悪何らかのお咎めを受けてしまう可能性がある。

特に脅迫中傷など犯罪につながりかねないようなものだとまずこの理屈は通用しない。


例え相手に向けての批判、あるいは糾弾だと考えての主張であったとしてもそれもちゃんとした論理に則ったものでなければ意味が無いし、さらに言うと“自分が何かを言う自由”があるのなら相手側にも“それに反論する自由”があるということでもあり、自分だけそんな権利を主張して相手側の反論を「(こっちの)言論の自由に反する」として封殺しようというのはもはや本末転倒としか言い様がないため、本格的に相手と議論したいのならば“お互いの自由を尊重し合う”という姿勢を持たなければならない。


確かに言うだけなら勝手かも知れないが、ただの独り言か分かりやすい冗談でもない限り他人(あるいは不特定多数の誰か)に向けての自身の主張を含めた意見についてはそれなりに気を使う必要があり、また公的の場など場合によってはその発言に相応の責任を負うというケースもあり得るため、迂闊なことを言って後で自分の首を締めることにならないようその主張に関する言葉選びは慎重になるべきだろう。

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