風郎太
ふうろうた
CV:中村繪里子
概要
一見金髪クセ毛の小生意気そうな少年だが、その実人間にも妖怪にも分類されていない「オバケ」と呼ばれる謎の存在。一人称は「オイラ」。
獣や虫、巨大ロボにまで変幻自在に大きさ・外見を変えられるため、外見的な老いとは無縁で年齢不詳。他にも風船のように膨らんで宙に浮かぶ、生物以外の物体をすり抜けるなどの能力を持っている。
特に変身能力は超人課の諜報活動に何かと重宝しており、子供の容姿を利用しての潜入捜査、虫に化けての偵察などに使用される。戦闘ではオオカミに成る事が多い。
当初、超人課所属以前はある一家に居候していたがイタズラが過ぎて追い出されてしまい、子どもたちと戯れながら自分の能力を愉快ないたずらに使うなどして、あちこちを気の向くままに流離っていた。「黒い霧」事件をきっかけに爾朗達超人課の存在を知り、その活動に興味を持つと自ら押しかけ気味に超人課に参入した。
可愛い女子を見るとすぐ熱を上げる惚れっぽい性格で、輝子とは初めての出会いで一目惚れし、彼女も『超人』の一人であることから親近感を抱いている。
神化44年
神化44年後半、かつての無邪気さはなりを潜め、真面目な表情でいることが多くなっており、服装も
シャツに蝶ネクタイとサスペンダー半ズボンから青いツナギっぽい服に変わっている。
超人課メンバーとして、輝子と共に爾朗を追っていた。
超人課を抜けた爾朗に敵意を抱いていたが、神化48年にかつての「黒い霧」事件の最中知り合ったタルタロス蟲人の王女カムペと再会。同胞の仇を取ろうと自分を襲撃する彼女を制止する爾朗から、彼らの目的とカムペがタルタロス蟲人最後の生き残りであることを聞かされ、自身がしでかした取り返しのつかない所業と、「いつまでも子供の君とはもう友達になれない」とカムペが告げた別れの言葉に衝撃を受け、「自分だって大人になりたい」と爾朗に嘆きをこぼした。