CV:豊崎愛生
概要
超人課に所属する中核メンバーの一人で、神秘的でミステリアスな雰囲気を漂わせる妙麗の女性。だが人では無く、スピリチュアルな存在が人間と交わる事で生まれた「妖怪(半妖)」。
性格は穏やかだが、熱くなる爾朗を宥めるなど冷静さと慎重さを併せ持つ。また、姉として爾朗を見守るなど、母性的な面を持つ。
人間と妖怪が幸せに暮らせる世界を夢見るロマンチストだが、どこか暗い表情を見せるなど、本心では明かせない面を持つ。
怪異的な能力や豊富な知識、様々な妖怪仲間を使役し、様々な策敵や追跡、移動にも使用される事が多く、超人課実働メンバーの中ではリーダー的な立場にあるが戦闘に参加する事は少なく、主に工作活動や後方支援を行っている。また、妖怪を人間の味方と公言している。
孫竹博士の助手を務めており、博士と共に超人の研究を行っていた模様。
爾朗とは幼馴染で、養子に成り立ての頃から家族のような付き合いで、神化40年代前半までは博士の家に爾朗と住んでいた。
その後、爾朗と共に超人課に入り、超人を守る活動を行いながら支えて来た。
ネタバレ注意(観覧注意)
物語の重要な部分に関わる内容で、観覧の際に注してください。
実は本来の姿は黒い和服に獣耳と狐の尻尾が持つ少女で、どこか眼光がするどく、威圧的な面を持つ一方、落ちていた女性の絵を見て気に入り、変身するなど子供っぽい面を持つ。
雑誌や絵に写っている写真などを写し取り、様々な別人の姿へ化ける事が出来る「姿映し」という生まれつき持っている怪異的な能力の持ち主で、現在の姿もその中の一つに過ぎなかったが、本人はそれに気に入ったか、現在まで化け続けていた。
また、爾朗が封印された「存在」を解き放ち行動不能に陥った際には、「存在」を再封印する事が出来るよう力を持つが、詳しい事は不明。
封印を行った際、顔が恐ろしい狐のような顔から九尾の狐らしい存在である事が窺える。
超人達のイメージアップの為に「日本怪獣電波社」女性社員「大和右京」に化けて、課長が怪獣の養殖を電波社の社長・松本>松本正次に指示、さらに怪獣の養殖の為に爾朗の血を渡したり、人吉孫竹博士による爾朗の血を使った実験を行ったりするなど、表立てできない裏工作を行っていた。
爾朗に対する強い執着心を見せており、裏では本来の目的の為にウルと手を結び、暗躍をしている。
ウルが爾朗に対し、輝子が彼に夢中になっている事に不満を漏らす一方、自身にとっては輝子が人吉爾朗に夢中になっている事に快く思わない事が窺える。