CV:関智一
概要
ドクロを模したバイクヘルメットで素顔を隠す謎の超人。黒いコスチュームに胸に「剣」と書かれたパーツが特徴。マスクの左右には自動車のヘッドライトのような物があり、ヘルメット左側が割れており、力を発揮する際、割れた奥から幾つも連なった目が出現する。
「正義」「自由」「平和」に対する強い信念と独自の正義感を持ち、悪に対する過激な行動を行い、時には殺人を厭わない一方、敵対する者に対し、何の為に戦うのかと問いかけるなど、超人は自分が信じる未来へ進むと信じており、本当の悪と戦う事が目的らしいが、不明。
金属を自らに取り込み、剣、銃などに自由に変成できる能力を持ち、本人曰く、「体内は金属を変成する工場だ。今この国のありとあらゆるところで稼働しているものと同じ」である事。
柴来人と互角以上渡り合えるほどの驚異的なな身体能力に、生成した剣は潜水艦アンタレス号を真っ二つにする程の威力を持つ。
また、大きな黄色い炎を放つ力を持ち、それは爾朗の能力と共通点を持つ。
輝子とは知っているようで、魔法使いの姿になっていた彼女の正体を容易に見破り、彼女を「正しい超人」と呼んでいた。なお、輝子自身も彼の声に聞き覚えがある模様。
帝都広告社の里見義昭とは何なかの繋がりを持っているが、何なかの目的の為に手を組んでいたと思われる。
小笠原諸島の返還に伴い、が横須賀に寄港した米国海軍の最新鋭潜水艦「アンタレス号」を襲撃、真っ二つに切り裂き、エンジェルスターズ、芝刑事と交戦、途中、駆けつけた輝子と戦う気がなく、大きな黄色い炎を放ち、姿を消す。
その後、北海道の札幌の病院で医師や看護士数名を殺害した所を輝子に目撃され、その惨劇を見て精神不安定に陥り、魔界の女王へと変貌してしまう要因を作ってしまう。
彼女から攻撃を受け、何故こんな事をしたと聞かされた際、「誰かがやらねばならない事」「超人である以上、悪を見逃す事はできない。本当の悪と戦う為に」と答えた。
衝撃の展開
ここから先は物語に関わるネタバレが含まれており、観覧の際に注意を。
輝子の正体を知っているようで、魔女に変貌した彼女の事を「魔界の女王となるもの」と称していた。
彼女から自身が知っている人かと尋ねられた際、それに頷き、血まみれの机の上に写真を置いた。
それは、爾朗と人吉孫竹、鬼野笑美そして左側に彼と思わしき男性が写っていた。
それを見た彼女は「・・・・やっぱり・・・・」と何かを確信して気を失いました。
アンタレス号襲撃や札幌の病院での殺人等を起こす彼の目的、爾朗と人吉孫竹、鬼野笑美、そして、輝子との関係、爾朗と同じ能力など多くの謎と彼の存在が物語に大きく関わり、主人公達の運命を大きく変える事になる。
その正体はこちらの詳細にて明かされる。
まさかの登場!?
ここから先は物語に関わるネタバレが含まれており、観覧の際に注意を。
第二期である「THE LAST SONG」で、まさかの再登場する事になる。
クロードのヘルメットをベースに作られた量産型ヘルメットのアシスタントアバターとして登場、装着者に何のために戦うか、「正義」「自由」「平和」の三つを問う。
また、ヘルメットを装着した間、クロードの声に変わる事になり、当初オリジナルであるヘルメットの設計を流用したと思われたが、爾朗が倫子から量産型ヘルメットを被り、アシスタントアバターであるクロードと対話した事で、クロードは本来、超人能力強化ヘルメットの中で生まれた仮想人格だったが、死ぬ間際にヘルメットの電子演算回路に焼きつ付き、パイロットはを被り続けると「クロード」の声に耳を貸し、過去にクロードに扇動された超人主義者たちのように過激な破壊行動を行うようになるという危険性を知り、倫子に警告したが、無視されてしまい、神化49年8月、東京駅前で御披露目の展示中、ライトたちの襲撃に備えて搭乗した倫子達パイロット三人や牧大鉄がかつて超人の力を信じ、世界を変えられると信じたクロードの怨念に取り憑かれたように暴走を始め、死者数名も出るという大被害を出す事になるが、アーラエクウスやS遊星人、正気を取り戻した大鉄が駆るレックスFE、南零一の活躍で阻止する事に成功した。
後にヘルメットの機能を見直し、簡易的な機能しか持たないヘルメットとして作り直され、超兵戦士隊の通常装備として支給された。
ヘルメット内のクロードから「クロード自身は長川神が思い描いた幻想の超人をモデルとなった姿」と語り、さらにその思い描いた幻想の超人とは、何と人吉爾朗その人だった事が判明された。