スコット君は概要になりません
レオン曰くヨーロッパの片田舎(スペイン)のある寒村地域一帯を治めているサラザール家の8代目城主。すでにその身に支配種プラーガを宿している。見た目は少年のような身長で顔は老人のようで声もそれなのだが、実年齢は20歳というとてもアンバランスな容姿をしている。何気にアシュリーと同い年である。
ヒステリック且つ幼稚な性格で、残虐性も併せ持っている。
村長を倒したレオンにしつこく付きまとい、アシュリー救出の邪魔を幾度となくしてくる。
ハニガンと通信していたトランシーバーをジャックすると、それ以降はしつこくレオンに連絡を入れてくるようになる。
彼に仕えていた執事が言うには、ラモンは元々自分の代になった時には家族がおらず、その寂しさによって生じた心の隙をサドラーに突かれ、サドラーの言いなりになってしまったという。
因みに彼に仕えている執事は二人いるのだが、その二人ともプラーガによって哀れな姿になってしまった。そのうち一人は刺客としてレオンに送り込むも倒されてしまった。
先祖代々プラーガを封印していたようで、また、サラザール家の人間は皆プラーガを操れる能力があるようだ。ラモンの父親もプラーガとロス・イルミナドス教団を弾圧していたようである。しかし、サドラーに心酔しきっているラモン自身はそんな先代達の偉業を「過去に背負った罪」と断言し、あろうことか先代達が封印してきたプラーガを解き放ち、さらにロス・イルミナドス教団に提供してしまうというサラザール家の大恥ともいえる大失態を犯してしまう。ラモン自身、自分がサドラーに騙されているのに気付いていたかどうかは不明だが、知らず知らずの内にもう後には引けない状態にまで自分を追い詰めていくことになる。
最後は誘拐したアシュリーをクラウザーに渡し、自分はレオンの足止めをするという役目を買って出た。変わり果てたもう一人の執事と共にプラーガの母体に取り込まれ怪物化し、レオンと戦うことになる。だが力及ばず、もがき苦しみながらレオンに殺される末路をたどるのであった。