羽島リン
はしまりん
CV:近藤唯
概要
伊吹コウジがコーチを務めるヴァンガードファイターチーム「チーム・ディマイズ」のメンバーであり、チームの紅一点。「強さと美しさを兼ね備えたキューティーファイター」と呼ばれ、ファンサイトが存在するほどの人気を持っている。
普段は常に気怠そうな態度を取り、駄菓子などを食べているが、ファイトの際には挑発や舐めプレイを織り交ぜて相手を精神的にいたぶった上で勝利するという悪趣味なファイトを展開する。
幼少期、安城マモルに自らのファイトスタイルを否定され、「ヴァンガードは楽しむためのものだ」と諭されているのだが、ファイトで負かされた上で考えを根底から否定されてしまったリン本人からしてみれば、彼の言葉が面白いものであるはずも無く、結果的に改心するどころか、彼の持論を皮肉って「自分だけが楽しむファイト」を徹底する等、更に屈折した考えの持ち主になてしまい、同時に彼に対して恨みの感情を抱くようになった。
その後、全国大会予選の会場でマモルと再会するが、彼はリンのことを覚えていなかった(あるいはかつて注意した相手と同一人物と気づかなかった)ため、偉そうな事を言っていながら自分の事を忘れていると思ったリンの恨みはさらに加速することになってしまい、予選の対戦相手にしてマモルの妹である安城トコハを自分のファイトで打ち負かしてマモルに見せつけようと画策する。
トコハのコンプレックスである兄と比較する発言を連発したり、勝てる状況でわざとプレイングミスをしたりといった精神攻撃で徹底的にいたぶった上で勝利するも、この時マモルは急用で会場を後にしていたため、このファイトがマモルの目に触れることはなかった。
41話にてユナイテッド・サンクチュアリ支部大会の優勝者であるトコハの挑戦を受ける形で再戦する。以前と変わらない様子で精神攻撃を仕掛けるも、すでに精神的に成長したトコハには通用しなかった。さらに自身も同じくマモルの存在にコンプレックスを抱いていることを指摘され逆上、表情を歪め口汚くトコハを罵った。今度はわざと手を抜くような余裕もなく、エンジェルフェザーの特性を活かし最後の最後まで抗おうとするも敗北する。
敗北者の制裁を受けそうになるが、ユナイテッド・サンクチュアリ支部所属の証であるバングルを捨てて拒否。「二度と来るか」と吐き捨てて立ち去った。
そして、ユナサン支部でのバトルが終わってしばらくの後、マモルの元へやってきて、「負けた事は全然気にしてないから」とツンデレのテンプレ台詞を残して去って行った。
使用デッキ・戦略
非名称のエンジェルフェザーを使用。初登場時は新弾のネタバレを避けるためか旧弾のカードを多用している。エースカードは「聖霊熾天使ウリエル」「黒衣の戦慄 ガウリール」。
リベンジマッチでは大半を討神魂撃収録のカードで構築している。エースカードは「聖霊熾天使 ラファエル」「黒衣の戦慄 ガウリール」。
1回目と2回目も旧弾のカードを使いダメージゾーンによるリアガードのパワーバンプ、ダメージの回復といった戦法をとる。
また上記の性格に加えトコハに関してはマモルへの逆恨みもあるため、自身の勝ちを確信するとヴァンガードではなくリアガードを殴るなど精神的にも苦しめるという舐めプ同然のプレイングを取る。