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東雲ショウマ

しののめしょうま

東雲ショウマとは、TVアニメ『カードファイト!!ヴァンガードG』の登場人物。
目次 [非表示]

概要

CV:石田彰


ユナイテッドサンクチュアリ(ユナサン)支部所属のファイターで、伊吹コウジがコーチを務める「チーム・ディマイズ」のメンバー。

12月7日生まれの射手座。血液型はB型。


相手のデータ収集に長けた頭脳派のファイターで、一見社交的で穏やかな人物にもおもえるが、その内面は他人を利用し弱者を容赦なく切り捨てる冷徹な性格の持ち主。


ヴァンガードの地区大会本選の1回戦では大将を務め、綺場シオンと対戦。

試合前に偶然シオンと接触し、衣服にコーヒーをこぼされたことをきっかけにしばらく談話したことがある。友好的な言葉を並べながらも、すでにシオンについての多くの情報を会得している素振りを見せ、今回クロノの件もあり事前の情報収集に充分な時間を費やせなかったシオンの焦燥感をいっそう引き立たせる。試合においては、彼とクロノを比較しヴァンガードに対する姿勢を指摘。情報量でも精神面でも圧倒的な優勢で試合をコントロールし圧勝。この影響でシオンがヴァンガードを辞めることを決意させるまで精神的に追い込んだ。


後に行われた、ディマイズの新メンバーを公募するユナサン主催の大会にてシオンと再会。ユナサンの基本概念である「弱さは罪」に則り、平然と敗者を切り捨てる姿勢をシオンから激昂される。


その後、ユナサンで開かれたスペシャルマッチでシオンと再戦。前回同様、シオンの将来の不安を煽るような言動で彼を惑わしつつ、ジェネシス特有のトリガー操作戦術などを駆使して攻め立てるが、シオンに「貴方の用意した未来は必要ない」と跳ね除けられ、敗北を喫する。しかしそれでも特に悔しがる様子はなく、いずれ再戦の機会があるようなことを仄めかして会場を去った。


更にその後、ユナサン支部からディペンドカードとそのデータを盗み出した伊吹の前に現れ、唐突にリアルファイトを始めつつ彼の目的に迫ろうとするが、「自らの意志でトリガーを引く気のないファイターなど相手にする価値もない」と一蹴される。

伊吹が去った後、「トリガーなんて俺はいつでも引いてこれるんですよ」顔芸を披露しつつ高笑いし、伊吹とも再び会いまみえることを仄めかしていた。



続編のギアースクライシス編にも登場。

ストーリー中盤で明神リューズの一派に入っていた事が判明する。


リューズの計画に組み込まれている一つ、蝶野アムの補欠として扱っていた弓月ルーナが持つイメージ力の高さにいち早く気付いている。


実は綺場HDを買収していた黒幕は彼であることも判明、その事を知り、怒りを覚えたシオンは彼の顔に殴りかかっている。殴られながらも笑みを消さず、シオンを止めに来た伊吹にも「もっと足掻いてくださいよ」と挑発し、その場は引き下がる。


ストーリーが続いている為、ストライドゲート編にも登場している。

リューズの拠点に攻め入った伊吹たちを足止めするメンバーとして登場しシオンと対峙する。怒り心頭のシオンから「お前はリューズの思想に賛同しているわけではないのだろう」という問いに愉快そうな笑みではぐらかすが、あながち間違いではなさそうであった。ユニットが転送されたのを確認し、更なる挑発の言葉を残して去る。


クロノが神崎にリューズの事を聞き出すべく出かけた夜、伊吹の元へカンパニーの使者として芝居がかった話し方で伊吹がもっとも苦しむ形での罰を与えると告げに現れ、そこへ現れたシオンに「サプライズに驚く乙女の気分だ」と嬉しげな様子を見せた。

その際に自分がカンパニーにいる理由は「ただ見たいものがよりよく見える場所に移っただけの事」と語り、リューズの思想などどうでもいいと思っているかの口ぶりであった。


ドラエン支部への審判に向かう前、江西がラミラビに同行し代わりに自分が審判を下すと提案した時に、江西がファイトに勝てたならばと承諾する。

ルーナの暴走で崩壊したドラエン支部を近くのビルの屋上で、愉快そうにニーチェの一文を引用し(おそらく伊吹たちに対し)「もっと足掻いて見せてください」と呟きつつ眺めていた。


リューズに連れ去られたクロノ救出に車で向かった伊吹達を、若水の運転する車から墨入り水鉄砲でフロントガラスを塗りつぶし停止させ(犯罪です)妨害する。

ラミラビへの仕打ちに怒るトコハに「自分が何に代えてもルーナを守る」と告げた江西の様子を不敵な笑みを浮かべて見ており、なにやらドラエン支部の審判への提案から彼に対して何かを仕掛けようとしている節がある。


また自身の愉悦の為リューズの野望に『揺らぎ』を入れることを好み、若水ソウスケをファイトで負かして完全なる未来が観賞できるプログラムを伊吹コウジを例外にするという書き換えをやっている。


今のところ彼に関するバックボーンが明かされていない為、歪んでいるとはいえ理想を掲げるリューズやアニメヴァンガード無印にてマフィアの名家ゆえの野望を持っていたラウル・セラとは違い、「自分が面白いから」という理由で敵対しているようにしか見えないヴァンガードでは珍しいタイプのキャラである。


そして、ストライドゲートが開き、「完全なる未来」を確定するファイトでシオンと対峙し、綺場HDを買収し、シオンの取り戻したいものを手に入れた今、シオンの運命は自分の手の中にあると嘯き、自分が欲しているのは「自分が見た未来が現実になる」悦びと「自分が生み出した揺らぎで起こった未知なる結末を見る」悦びであり、その両方を体現したシオンの人生を見る事が自らにとって最高の悦びであると語る。しかしそのシオンにはかつてのファイトでの拒絶の言葉で返され、更に自分が常に傍観者でしかなく己が人生を歩めなかったことを憐れまれた挙句、気まぐれで返したと思われる綺場家の家宝「光輝の剣フィデス」がシオンのイメージによってGユニットと化した事で敗北。それでも愉悦の態度を崩さなかったが、落ちてきた瓦礫から自分を庇いシオンが岩の下敷きとなり、最初は状況を理解できずに自分の見た未来にない光景を面白がっていたが、シオンが反応しない事にようやく事態を把握し、いつでもトリガーを引けると豪語した自らが招いた、正に自業自得の光景にショックのあまり嘔吐し発狂、シオン共々崩壊する足場に巻き込まれ生死不明の状態になった。

この結末は(巻き込まれたシオンに悪いが)かつて東雲自身が伊吹に語った「この道を選んだことを後悔する程のもっとも苦痛にまみれた罰」と言え、伊吹は(一時的にドラエン支部崩壊後の入院先の病院で「俺は何も出来なかった。このままで良いのか、俺は。」と深く落ち込みはしたものの)、最終的には自分の選択に後悔をかかえず、リューズに敗北しながらもクロノ・ドランを取り戻し、クロノに道を繋げられたことに満足して倒れた事への対比となった。


しかし、最終回でシオンと共に生存していた事が判明。事件後はシオンに綺場HDの全権を譲り、そのニュースを見ながら敗北を認め、憑き物が落ちたかのように穏やかな表情で清々しげに何処かへ旅立った。


続編である「NEXT」では登場しなかったが、完結編である「Z」で魂の牢獄・レリクスに囚われたクロノ達を救出しようとするシオンの前に幻影として登場。さらに終盤では虚無の侵攻をシオン達の大切な場所であるカードキャピタル2号店の前で食い止めていた。



デッキ・戦略

使用クランは「ジェネシス」。

前シリーズでは戸倉ミサキが第3期以降で使用していたクランでもある。

キーカードは「神界獣 フェンリル」「破壊神獣 ヴァナルガンド」「天獄神獣 フェンリル」。

2回目のファイトでは「破壊神獣 ヴァナルガンド」の使っての山札操作でクリティカルトリガーを3枚引くというとんでもない運の操作をやらかしてる。

彼は「対戦相手の未来が見える」故かトリガー操作などの戦略を取る。(1回目のファイトでは「幸運の女神フォルトナ」を入れている)

デッキ性質上、圧倒的に出やすいトリガーの出現率のせいかシオンですらもドロップゾーンの確認を要求している。

(ちなみにドロップゾーンは公開領域であるため現実でも許可を求めれば確認が可能)


関連タグ

カードファイト!!ヴァンガードG ギアースクライシス編 ストライドゲート編

ジェネシス チームディマイズ

伊吹コウジ 羽島リン 刈谷スギル

明神リューズ 江西サトル 守山ヒロキ 若水ソウスケ ラミーラビリンス

蝶野アム 弓月ルーナ カンパニー

綺場シオン

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