CV:愛美
概要
カードファイト!!ヴァンガードG2期「ギアースクライシス編」より登場。
普及協会主催の大イベント「G(ジェネレーション)クエスト」の公式イメージキャラクターである2人組アイドルユニット「ラミーラビリンス」の一人。
キャッチフレーズは「夢見る気まぐれバタフライ」。イメージカラーは青。
アイドルとしての経験も豊富で、仕事へのプロ意識が高く、アイドルとしては新人の弓月ルーナを引っ張っていく。
なんでもテキパキこなすしっかり者で、ヴァンガードも相当な腕前。
周囲からは厳しすぎると見られることもあるが、時折生来のものと思われる優しさを垣間見せる。
自分を慕うひたむきなルーナの態度に、次第に心を開いていく。
手袋型のポーチは彼女にとって非常に大事なものであり、紛失したときは非常に落ち込んでいたが、新導クロノ達がルーナと共に見つけて来た時は、ルーナに抱きついて喜んでいた。
そういった様々な事情からトライスリーとは親しく、特に綺場シオンに個人的な興味を抱いている様子。
エースとしての顔
何者かの指示(恐らく明神リューズ)で、「エース」を名乗り、綺場シオンの叔父と共に卑劣な手段によって綺場HDを買収し、更にはシオンを罠にかける形でヴァンガードファイトを行い、破っている。
ちなみに「エース」の中の人は長らく不明だったが、アム同様の愛美であることが判明している。
また、「エースは男」という設定で活動している為、口調や態度も男として振舞っている。
黒い帽子を被り、ピンクのカツラを付けており、黄色いパーカーと緑のズボンを穿いて変装している。
ちなみに予告でエース初登場の時点でファンから「アムに似ている」と言われていた。
17話にて、リベンジしに来たシオンに初めて敗北した直後、突然乱入してきたバイクに乗った女性と共に逃走するが、その際に変装用に被っていたピンクのカツラと帽子を落としてしまった上に顔を見られてしまい、それで正体がバレてしまった。
同じく17話Cパートで、入院している瀕死の重傷で意識不明の両親と思われる人物が写っており、アムの行動は両親が何らかの関わりがあると思われる。
また、エースの姿でいる時には、必要以上にシオンに対して辛辣な発言や挑発を行ったり、リベンジマッチで自身が勝った場合は「ヴァンガードを辞めて、二度とカードにも触れるな」と要求までしており、事情は不明だがこの事からもシオン個人に対してまるで憎しみの様なものを抱いている節がある。
おそらくは事故で家族も幸福も全てを失い、苦難の中で生きてきた自分に対して、理不尽な現実を知らず、何不自由な世界に生きてきた幸福な人間であるシオンへの八つ当たりの嫉妬だと思われるがアムの境遇を考えると分からなくもない。
20話のダークゾーン支部で再びシオンと二人だけでバトルをする事になった際は、すでに正体がバレている為、正体を隠す必要はないと考えたのか「エース」としてシオンに敵意を向けた。
そしてクロノと安城トコハは「アルティメットステージ」開催前日に、シオンの発言からアムの正体について知ることになる。
ストライドゲート編
ストライドゲート編はストーリーが地続きである為、引き続き登場する。
OPではストライドゲートの前で光になって消えたルーナを目の当たりにし、ショックのあまり泣き叫ぶという不穏この上ない映像が流れており、今後が心配される。
惑星クレイのユニットを地球に呼び寄せるピースメーカーの役割を負う。
ルーナが、惑星クレイのユニットを地球に呼ぶ者・ピースメーカーとしてリューズ達に利用されそうになっている事を知ると、ルーナを関わらせないよう江西サトルに頼み込んで「アムが十分に役割を果たすなら良い」と約束を取りつける。
だがこの時点でカンパニーは既にアムに見切りをつけており、彼女の約束が果たされる可能性は相当に低いと思われた。
ユナサン支部で守山ヒロキが明日川タイヨウに勝利したのを見届け、その場でリューズ側が確保している「午の刻」の「十二支刻獣」「クロノチャージ・ユニコーン」を半透明の状態だったが実体化させ、ユナサン支部を壊滅させ、審判を下した。
だが、どうやら彼女はユニットを完全には実体化させられず出現させられる時間もわずかのようで、その事でヒロキは期待外れだと言わんばかりの悪態をついていた。
しかも肉体にはクローンへの移植前のリューズ同様、壮絶な負担が掛かっていた。
彼女を危険から遠ざけるべく事情を話したルーナが予想に反し、大切な友達を想う心から自らピースメーカーとなることを志願。
ルーナの「私がこの手袋の代わりになる(=心の支えになる)」という言葉に心打たれ、涙ぐんでいた。
しかし、この直後に非情な現実が彼女を打ちのめす事となる。
「カンパニー」の一員としてドラゴンエンパイア支部へ江西、そしてルーナと共に審判を下すべく現れ、自分達に手を汚させまいと江西がファイトし安城マモルに敗北した際には、彼に自分らへの気遣いに対する感謝を述べた。
改めて伊吹コウジにファイトを挑むがその最中、ファイトを見ていたトコハに気付き悲しげな表情を浮かべるが、突如として横に立っていたルーナがアムのポケットから「丑の刻」の「十二支刻獣」「クロノビート・バッファロー」を実体化させ、ファイト中の伊吹や各支部長、マモルを負傷させドラエン支部を破壊してしまった。
この時のルーナは既に自我を失っていた。
江西によって暴走は止まったがルーナの凶行に愕然とし、トコハの制止の声も迷いながら振り切り、その場をルーナを連れた江西と共に去る。
ルーナに異変が起きた発端である複数のユニットの起動実験で、アムはストライドフォースが足りず、ユニットを起動できずに苦痛を受けるだけであった。
それを見ていたルーナは、彼女の負担を和らげるべく代わりにユニット達を起動させるが、本来は身体面に来るはずの反動が精神に来た事で、異変をきたしてしまう。
もしかするとこの反動は身体に来たり精神面に来たりと個人差がある可能性がある。
ドラエン支部での審判の後、ルーナが完全に自我を喪失しユニットを起動させるだけの存在「真のピースメーカー」になってしまったことにショックを受け、巻き込んでしまった彼女へ謝罪の言葉を吐きながら、自らの無力感に独り涙していた。
「十二支刻獣」がすべて揃い、ストライドゲートが開けば全ての不幸が帳消しになると語っていたアムだが、今の彼女の心を支える存在となったルーナが計画に必要なピースメーカーとなり、その代償として心も失った現状でそう信じ続けられるのだろうかは今後の展開による。
しかし、両親を救いたい思いもある一方、ルーナを救いたいと考え江西とファイトするがあと一歩の所で敗北してしまう。
そして江西から「カンパニーに必要ない」と言われ追い出されてしまい、雨の中町を彷徨う。
シオンを呼び出し助けを求めたが拒絶されてしまう。そこに駆け付けたクロノとトコハに励まされたことで、これまでのことを謝罪。ルーナ救出を決意する。
その後ルーナとのファイトに勝利。ルーナを正気に戻した。
両親は綺場財閥の病院に移り保護された。
カードファイト!!ヴァンガードGNEXT
ルーナとは逆に髪を伸ばした。贖罪の為ヴァンガードを盛り上げようとアイドルを続けている。
U-20には弥富サヤを加えラミーラビリンスwithサーヤを結成して出場。一回戦では早尾アンリとのファイトに勝利。しかし二回戦では鬼丸カズミに敗れチームは敗退した。
使用クラン
前シリーズの登場人物・大文字ゴウキらチーム男前も使用していたグランブルーを使用。
「エース」時も同じクランを使用していたが、内容は少々変更されている。
「エース」として初登場した際は、自分のデッキではなくパックファイトをしていた為、様々なクランのカードが混ざっていた。
切り札は「夜霧の吸血姫ナイトローゼ」。
Gユニットは「霧幻の海賊王ナイトローゼ」。
関連イラスト
関連タグ
カードファイト!!ヴァンガードG ギアースクライシス編 ストライドゲート編
グランブルー --- 使用クラン
エース --- 裏の顔