図鑑データ
「駆逐艦、若葉だ。」
概要、出撃する。
4番艦の初霜は艦表記上は若葉の妹だが、初春の船体問題によって起こった完成前の改装工事のせいで建造が長引いた結果、竣工は初霜よりも遅くなっている。その関係で姉とも妹ともつかない状態。そもそも駆逐艦娘は各同型艦の艦数が多いからか、姉・妹の上下関係を意識していないケースが多いが。
この容姿を待っていた!
ハネた茶髪のショートヘアに、キリッとした目をしている。
初霜と同じ黒のブレザーと着崩した赤いネクタイ、上着を少しだらしなく着ている。そして彼女だけ黒タイツを着用。
性格だぞ!だが…悪くない。
中性的口調で、口数は非常に少ない。
なんせ配属時の台詞が「駆逐艦、若葉だ。」で終わるほどである。
しかし性格は大人しくない。一度に多く喋らないだけである。
言葉こそ淡々としているが、戦闘は好きな様子。「大丈夫だ」「安心しろ」と周りに声を掛ける面も持ち合わせている。
24時間寝なくても大丈夫との事。
バブル世代に散見された往年の企業戦士を彷彿とさせる服装でもある。
おさわり台詞は「解読不能なモールス信号」と捉えて理解出来ていない。
史実上では、北方海域での作戦に参加しているが、
「キスカ島撤退作戦」は、濃霧の中起こった阿武隈と海防艦国後の衝突事故事故の弾みで、若葉が初霜に突っ込まれ、若葉が大破してしまう。
そのせいで若葉は一人キスカ島からの途中撤退を余儀なくされる事になってしまった。
その事は今でも根に持っており、初霜には注意を促している。
と同時に作戦への憧れも抱いているようで、MVPを取れば毎回奇跡の作戦キスカの再来だと口にしては周りから否定されている。
出撃にも修理にも大ダメージにも「悪くない」と言ってしまう不思議ちゃん。しかしMという訳ではない……はず。
余談
彼女の後年の終戦間近に誕生した戦時設計の丁型駆逐艦こと橘型駆逐艦の10番艦「梨」は、沈没から9年後にスクラップの利用目的で引き揚げられた際、奇跡的にも状態が良かったために船として復活。
「梨」時代の兵装を全て撤去し、アメリカ式の武装と電子兵装に載せ替えられ、名も護衛艦「わかば」(当時の区分は「乙型警備艦」)に改められている。
なので駆逐艦梨の実装がされれば、ヴェールヌイの例などから考慮すると、もしかしたら…?