「けんうん」と読む用例
雲の一種。刷毛で描いたようなような薄い筋が多く集まった雲を意味する。
「あたかも巻けるがごとき雲」と呼ばれていたため、雅称では「まきぐも」と読まれていた。
今日では気象用語として扱われることが多く、こちらでは「けんうん」と音読みする。
「まきぐも」と読む用例
1. 日露戦争で活躍した、ロシア海軍の水雷巡洋艦・フサードニクの旧日本海軍での呼び名。戦没後、日本海軍の手で浮揚して同軍の式波型駆逐艦の2番艦「巻雲」となり1907~13年まで使用された。艦名の由来は前述の気象用語。
2. 初代巻雲のあと、第二次世界大戦期に旧日本海軍で使用された夕雲型駆逐艦の2番艦。これが2代目にあたる。→巻雲(駆逐艦)
3. 2代目巻雲をモチーフにした「艦隊これくしょん」のキャラクター。→巻雲(艦隊これくしょん)