概要
自陣二段目の右から二番目に配置する駒。
味方と敵、合わせて二枚ある。
前後左右の全方向に進むことが出来るため、まさに縦横無尽。攻めの主力になる。角行と並び大駒とよばれる。ただし金駒と異なり接近戦に弱く、もっとも警戒されやすい駒でもある。
戦術にも飛車を中心にした物が多く、飛車をどの位置に置くかで戦法自体が変わってしまうほど。大きく分けて居飛車戦法(初期配置から攻撃する)、振り飛車戦法(左側に振って迎え撃つ)に分けられる。
敵陣三段目より奥に入ると、既存の縦横に加え斜めに1マスずつ進めるようになる竜王(竜)になる。成った方が断然得だが、稀に打ち歩詰めのケースもあるため、例外的に成らないこともある。
お互いの玉が敵陣に入ったときは表裏関係なく5点で計算され、総合24点以上なら負けはない。