曖昧さ回避
- アレクサンドル・デュマ・ペールの小説。本項で説明。様々な派生作品や映像化されている。
- 1を原作としたアニメ→巌窟王
- 2の登場人物→モンテ・クリスト伯爵
概要
『モンテ・クリスト伯』(Le Comte de Monte-Cristo)は、アレクサンドル・デュマ・ペールによる小説。日本では『巌窟王』(がんくつおう)の名でも親しまれている。
ストーリー
長い航海を終えてマルセイユに帰港した、誠実で健康な若い船乗りエドモン・ダンテスには、船長への昇進、相思相愛の仲のメルセデスとの結婚の二つが控え、洋々たる人生が開けようとしていた。そこに、恋敵フェルナン、昇進をねたむダングラール、野心家の検事ビルフォールの邪魔が入り、結婚式の当日、身に覚えのない罪を着せられ、重大政治犯として孤島の城塞監獄に幽閉されてしまう。
牢中で同じ境遇であるファリア神父という老囚人からさまざまな学問を学び、14年後、ファリア神父の死を利用して脱獄に成功する。
その後、神父が地中海の孤島モンテ・クリスト島に隠しておいた財宝を受け継ぎ、モンテ・クリスト伯と名乗り、パリの社交界に登場。自分を陥れた3人に対する復讐を開始する。