もしかして:磯波
吹雪型のエロ担当とは、概ね艦隊これくしょんにおける吹雪型9番艦「磯波」を指した言葉である。
概要
本来の彼女はいわゆる最低レア度であるコモン艦の駆逐艦であり、最初期の海域から比較的容易に入手できるほど出やすく、そしてそれに見合った低いステータスの艦娘である。
確定で入手できるわけではないので、当然確率的には100回出撃しようとドロップしなかったり、1000回建造しようと入手できなかったりするのだが、意識してなくてもいつの間にか入手していたという提督が多いのではないだろうか。
そんな彼女の特徴と言えるのは上記の入手しやすさを除けば………いや、何かあったっけ?と言わんばかりの「特徴の無さが特徴」である。
アニメでは主人公格でもあり、ゲームでも初期艦候補のひとりである姉の吹雪と同じ吹雪型というだけでなく、担当絵師も同じで、担当声優も同じ。しかも髪型等もどこか似ており、着任したての提督の中にはふたりの区別がついていないという者すらいるほどである。
史実においても特筆すべき活躍はしておらず、それ故にかそれを元にした特徴も特別無い。
性格はおとなしく、能力の低さ等もあって第一線で使っているという提督も少なければ、名前のよく似たレア艦もいるため、影が薄くなりやすいのが特徴、とも言えるかもしれない。
では何故彼女がこんな「吹雪型のエロ担当」などと呼ばれてしまうようになったのか。
まず彼女達のビジュアルは担当絵師であるしばふ氏の画風もあり、ゲーム内での彼女のビジュアルからはエロさは感じづらい(個人差はあります)。
台詞にもそんな思わせぶりな台詞は特になく、敢えて挙げるならば夜戦突入時の「ここは私も、頑張るときなのです!」ぐらいなものだろう。他の台詞も引っ込み思案な感じや大人しさを感じさせるものばかりである。
そんな彼女の感じはまるで「学年にひとりはいる、読書ばかりしている大人しい女学生」のようであり、彼女の着ている吹雪型の制服や三つ編みの髪型からもそんなイメージを抱かせやすい。
そしてそんな女学生は本から得た知識でむっつりスケベな思考をしている、などというのはエロ漫画などでよくあるパターンである。
そのため、本来は全くエロさのかけらも無い筈の彼女が、その性格と外見からそんなイメージを押しつけられた結果が本タグ「吹雪型のエロ担当」である。
そのため、磯波=エロいというのはあくまで二次創作上の勝手なイメージであり、あなたの勝手なイメージを人に押しつけると不快感を抱く人が出てきかねないため、そのイラストの投稿者以外で本タグをつけようとする際は、そのあたりも一度考慮してからにしていただきたい。
余談だが、彼女の大人しい言動と合わせてか、彼女から相手(主に提督など)に性的な意味で襲い掛かろうとするのではなく、相手に彼女を性的な意味で襲わせようとする、いわゆる「誘い受け」をしているイラストが多い傾向がある。
だが、これもあくまで二次創作上の勝手なイメージに過ぎないことは十分留意しておいていただきたい。
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