四人の公王が闇に堕ちて後 騎士たちは闇の眷属ダークレイスとなり その剣もまたダークソードと呼ばれている
彼らは最古の、赤い瞳の侵入者であり 肉厚で幅の広い刃は、独特の剣技を生んだ
(ダークソードの説明文より)
ダークレイスとは「ダークソウルシリーズ」に登場する架空のキャラクター及び、誓約名である。
概要
ダークソウル、ダークソウル3の中盤に登場する敵キャラクター。騎士系キャラクターの中でも特に強力な敵の一体である。
装備は闇シリーズ一式にダークソード、ダークハンドのみで大剣や槍などといったバリエーションは存在せず、魔術や奇跡、呪術も使用しない。
しかし、ダークソードのトリッキーな剣術とダークハンドの吸精の一撃など、一瞬の判断ミスが命取りとなる強敵である。
ダークソウル
火継ぎの祭祀場から下層へ向かうエレベーターに乗った先の「小ロンド遺跡」でプレイヤーを待ち構えている。
高い強靭値と攻撃力、且つ素早い独特の攻撃に苦戦したプレイヤーが多数の強敵。
パリィもバックスタブも可能だが、隙がほとんどない上に複数で襲い掛かってくるため、このゲームの鉄則である「複数の敵と同時に戦わない」という基礎基本を改めて認識させる敵である。
また、このダークレイスはレア中のレアアイテム「楔石の原盤」を極めて低い確率でドロップする。
あまりにも確率が低いため、亡者になりかけるプレイヤーが後を絶たない・・・
ダークソウルⅡ
残念ながら敵としては登場せず。しかし、いくつかのステージにいるミミックが装備をドロップする。ダークレイスも宝箱の誘惑には逆らえないらしい・・・
ダークソウルⅢ
「ロスリックの高壁」、及び「ファランの城塞」に登場。前作、前々作とは防具のデザインが少し変わっている。
ロスリックの高壁の個体は「薬指のレオナール」に青ざめた舌を所有した状態で話しかけた時に貰える鍵を使用することで戦うことができる。倒すと「赤い瞳のオーブ」を確定でドロップする。
ファランの城塞では毒沼に1体、ボス部屋前に2体いる。
ちなみに、Ⅲのダークレイスは他のエネミーとは敵対関係にある。そのため、グルーや鴉人などが近くに居ると持ち前の攻撃力でエネミーを瞬殺していく光景が見られる(稀に数の暴力で倒されることも・・・)。
特に沼地に3体固まっている竜頭の巨大な敵(シリーズ恒例の儚い瞳の島)は、ソロでの攻略は極めて困難だが、ダークレイスを誘導した後に竜頭の注意を逸らす誘い頭蓋を連続で投げ込めば、3体まとめて片付けてくれる。
極端な話、ダークレイスと誘い頭蓋の組み合わせで沼地のエネミーはほとんど倒すことができる。
しかもあろうことか、ボス「深淵の監視者」ですら倒してしまう(!)実力も持っている。
誓約「ダークレイス」
王の器を台座に置く前に、小ロンド遺跡のボス「四人の公王」を撃破。その直後に登場する闇撫でのカアスと交わすことができる誓約。
前作の黒ファントムに当たる誓約であり、他の誓約では消費アイテムである「ひび割れた赤い瞳のオーブ」でしか侵入できないのに対し、この誓約を交わしていると完全な「赤い瞳のオーブ」で無制限に侵入できる。
誓約アイテムは「人間性」。
闇撫でのカアスにささげることで、闇シリーズ防具とダークソードを入手でき、ダークハンドの吸精量が上がっていく。