概要
サクラソウ(桜草、Primula sieboldii)は、サクラソウ科サクラソウ亜科サクラソウ属([プリムラ]])の多年草。日本産サクラソウ属の代表種であり、同属の他種もサクラソウと称されることもある。
5弁に深く裂けた合弁花と、縮れた大きな葉が特徴。花弁の先が2つに避けるため、サクラの花を思わせることでこの名がついた。
湿地帯に群生し、春に紫やピンク、白色の花を咲かせる。北海道南西部から九州まで自生するが、四国や南西諸島には自生しない。日本の風土に合った種であるが、猛暑と乾燥には弱い。
日本では江戸時代から盛んに育種され、数百に及ぶ品種が作られた古典園芸植物の代表種でもある。
花言葉
初恋 淡い恋 純潔 自然の美しさを失わない 希望 清らか
無邪気 青春 若者 少年時代の希望 長続きする愛情
若い時代と悲しみ 青春の喜びと悲しみ