怪盗クイーン
かいとうくいーん
はやみねかおるによる冒険小説シリーズ。
曖昧さ回避
『怪盗ジョーカー』の登場人物⇒ダイヤモンド・クイーン
概要
はやみねかおるによる冒険小説シリーズ。講談社青い鳥文庫より刊行されている。
主人公である怪盗クイーンがパートナーのジョーカーと共に飛行船トルバドゥールに搭載されている世界最高の人工知能RDにサポートされながら宝を盗んだり、宝を巡って戦ったりするストーリー。
登場人物
ICPO(国際刑事警察機構)
- M
- 探偵卿らに指示を下す謎の人物。その正体は不明で、常に何らかの通信手段を使い指令を送る。
- ルイーゼ
- 元探偵卿。現役時代は「伏兵(ヒンターハルト)」の異名を持っていた。お目付け役としてヴォルフや仙太郎などの手綱を握る。
探偵卿
ICPO(国際刑事警察機構)所属の13名の探偵。現在6名が登場している。
日本警察
- 上越警部
- 岩清水慎太郎
中国奥地
- 皇帝(アンプルール)
- クイーンの師匠で自称「宇宙一の怪盗」。
- ヤウズ
初楼
世界最強の暗殺者集団。
- 緋仔
- ロシとロク
- ズユ
- 幻術師。彼女の存在を認識した時点で術にかかる。彼女の素顔を見て生きて帰ったものはいない。
- クラサ
- 世界一のバーテンダーであり、世界一の如意珠の使い手でもある老人。
- 茶魔
- ズキア
- シスター
- 見た目小柄な老婆なのだが、実はかなりの殺しの腕。長いこと戦うことしか知らずに過ごしてきたため、戦いの無い社会でどうすればよいかわからなかった。シスターというのも名称不明の本名の代わりに出てくる肩書きで、その名の通りシスターになることで戦いの無い場合の生き方を知りたかったのである。しかしそれも及ばず、結局は殺しの道に舞い戻る。その証拠は、緋仔の存在。彼女こそが緋仔の育ての親だった。
ホテルベルリン
第二次世界大戦中にドイツでナチスに対抗するために組織されたドイツマフィア。
- インゴマル・シュミット
- ゼルマル・シュミット
- エレオノーレ・シュミット
- シュテラ
その他
- イルマ・クレメ・デ・オルロフ
- パシフィスト・ドゥ・ルーベ
- 春咲華代
- 遊佐三郎
シリーズ一覧
- 長編
- 『怪盗クイーンはサーカスがお好き』
- 『怪盗クイーンの優雅な休暇』
- 『怪盗クイーンと魔窟王の対決』
- 『オリエント急行とパンドラの匣』(夢水清志郎と共演)
- 『怪盗クイーン、仮面舞踏会にて』
- 『怪盗クイーンに月の砂漠を』
- 『怪盗クイーン、かぐや姫は夢を見る』
- 『怪盗クイーンと悪魔の錬金術師 バースディパーティ前編』
- 『怪盗クイーンと魔界の陰陽師 バースディパーティ後編』
- 『怪盗クイーン ブラッククイーンは微笑まない』2016年7月8日ごろ発売
- 短編
- 『怪盗クイーンからの予告状』「いつも心に好奇心!」に収録
- 『出逢い+1(プラスワン)』「おもしろい話が読みたい! 白虎編」に収録
- 『怪盗クイーン外伝 初楼 -前史-』「おもしろい話が読みたい! ワンダー編」に収録
- ファンブック
- 『怪盗クイーン 公式ファンブック 一週間でわかる怪盗の美学』