「待っててね、先輩」
「安心した。怒って暴れるほど、バカじゃないんだ。」
「てめぇ、人の話をちゃんときいてんのか!」
プロフィール
身長 | 168cm |
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体重 | 45kg |
血液型 | B型 |
誕生日 | 2月14日 |
星座 | 水瓶座 |
出身 | 収容所以前は不明 |
髪色 | イエローの前髪、グロッシーブラック |
瞳 | ヘリオドール(黄色に近い色) |
一人称 | おれ |
概要
皇帝の弟子(本人は認めていない)兼料理当番。長髪をオレンジの紐でくくった15歳くらいの少年。本当の歳は、ヤウズ自身も知らない。
ジョーカーと同じ収容所にて、T-13という識別番号を与えられ、暗殺技術を教え込まれる。周りの子どもたちと違い、戦闘意欲が高く、自ら戦いを求めていた自分自身に疑問を感じ、迷った末にさらなる戦いを求めて収容所を脱走。雇われて戦うこともあったが、戦闘欲求を満たすために雇い主の命令を無視して戦ったり、気に入らない雇い主を倒したりすることもあった。その後、犯罪組織「黒猫」のジャンダンとジェラールにボディーガードとして雇われ、「ヤウズ(冷酷な者)」という名が与えられる。
オリエント急行に乗車した際に見かけた、自分と同じ境遇にもかかわらず、人間らしさもっているジョーカーへの憧れから、戦いを挑むも完敗。自分を変えるために黒猫から離れる決意をする。その後、中国奥地で皇帝に出会い、現在に至る。
収容所以前は、スタという女性やたくさんの仲間とともに暮らしていた。しかし、その記憶は、ヤウズ自身はもう憶えていない、夢の中でしか思い出すことのできないもの。
人物
口は悪いが、案外素直な律儀な性格。根は優しく面倒見もよい。
好きなものは、料理、洗濯、辞書、百科事典、読書。
勘がいい為、写真を見るか、説明を聞くだけで、たいていの料理は再現できる。その実力は、ルイーゼにドイツのプロの料理人並みと称されるほど。基本的に他者を見下す皇帝も料理の腕は認めている。家事の最中に着ているポケット付きエプロンは、皇帝にもらったもので、クイーンのおさがり。
殺気を感じたり不意に動かれたりすると、反射的に相手を殺そうとしてしまう自分が怖いため、人がたくさんいる場所は苦手。そのため、人と関わりをもつことを避けて生きようとしている。しかし、最近では、無意識に攻撃に移ろうとする自分を、自分自身の身体を傷つけながらも止めることができるようになった。
人間関係
自分と同じ収容所出身にもかかわらず、人間らしくて人生を楽しんでいる(ように見える)ジョーカーは、憧れの存在。オリエント急行で闘って以来、先輩として慕っている。
- 皇帝
皇帝のことは「ジジイ」呼び。殺そうと思っても殺せる相手ではないので、人外・宇宙人扱いしている。ルイーゼとヴォルフが中国奥地を訪ねてくるまでは、皇帝が大怪盗皇帝(アンプルール)として有名だったことも、怪盗クイーンの師匠であることも知らなかった。
- エレオノーレとゲルブ
仮面舞踏会の際に知り合ったエレオノーレとゲルブとは、文通をする仲。意外と乙女心は分かっているが、恋愛に関しては鈍感。エレオノーレの好意には気づいていないが、少し気になる様子。そのため、ゲルブには嫉妬されているが、助けてもらったりと、仲は悪くない関係。同年代の二人とのつながりに、戸惑いながらも心地よさも感じつつある。