概要
トラフサンショウウオ科メキシコサラマンダーの幼体。ウーパールーパーの商標名でよく知られている。
本来山椒魚は両生類と言われるだけあり湿った場所であればどんな場所にも住めるが、アホロートルは水中での生活に適した姿をしている。カエルで言う所のオタマジャクシだと思ってくれればよい。これはオタマジャクシの状態で大きく成長したもので、これを幼形成熟(ネオテニー)といい、順調に成体になった個体よりも長い寿命を持つ。
実は、水位の低い状態で飼育すると成体となることはあまり知られていない。
あの特徴的なビロビロした部分は酸素を取り込むためのエラである。
余談
最初に輸入販売を始めようとした業者が、現地名であるアホロートル(=「老ボクサー」の意)という語感を忌避して、「スーパールーパー」という名で商標登録しようとしたが、「スーパー~」と付く商標は多くて登録申請に手間がかかることから、一文字変更して「ウーパールーパー」という名称で申請したといわれている。しかし、これによって奇抜な語感を持つことになったウーパールーパーことアホロートルは一躍人気者になったのである。
関連項目
ウパー、すもも(ケロロ軍曹) - ウーパールーパー(アホロートル)がモチーフ。