ストリートファイターシリーズにおける、リュウをはじめとする剛拳一派が使用する打撃技。同シリーズ・同流派の必殺技波動拳と並んで、対戦型格闘ゲームの代表的なコマンド入力式の必殺技である。
外国でも『Shoryuken』で通用する。
お笑い芸人の猫ひろしもギャグのネタとして使用する。
技の概要
体を捻りながら飛び上がり、相手にアッパーカットを叩きこむ。
技の分類としては対空技に属する。
一見簡単そうに見えるが、やろうと思うとかなり無理のある技で、作中においても、昇竜拳は剛拳一派おいてかなり重要な位置を占める必殺の一撃であるらしく、一種の禁じ手に近い技らしい。
サガットの胸の傷も、一作目でリュウの昇竜拳によってつけられたもので、サガットの必殺技であるタイガーアッパーカットはこれを模したものとされる。そのほかにも、作中で類似する技を持つキャラクターは幾人も登場する。
登場当初は『→↓\(前・下・斜め前)+パンチ』という当時としては複雑なコマンドから、昇竜拳が出せることは一種のステータスでもあった。一作目では、三発入れば即死という高威力を誇っていた。
コマンド
→↓\(前・下・斜め前)+パンチ
現在では波動拳の『↓\→(下・斜め前・前)+パンチ』と並んで、もっとも基本的な必殺技コマンドの一つとなっており、このコマンドに対応する技も昇竜拳と同じ対空技であることが多い。
このコマンド自体も『昇竜拳コマンド』と通称される。
格闘ゲームの標準型の呼び方として、『波動・昇竜タイプ』(飛び道具・対空技を修得しているキャラ)という言葉も生み出された。