ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴
編集内容:その後のことまで追加

概要

事の発端は16巻。キンジがヨーロッパで眷属のスパイだと疑われ師団から逃げる羽目になったことである。

なんとかして師団の包囲網を抜け情報を集めたいキンジだったが、中々リバティー・メイソンの包囲網を抜ける方法が無い。

そんな時、元眷属でキンジと共に逃亡していた少女、リサ・アヴェ・デュ・アンクの提案で変装し、包囲網を抜けることにしたのだが──

その時リサが渡してきたのは黒を基調とした、メーテルが着ているような女物のロングコートと黒髪のウィッグだったのである。

こうして「3代前に中東からヨーロッパに移民したペルシャ出身の令嬢」という設定の黒髪長髪美人、クロメーテル女史が出来上がったのである。

その姿は姉のカナに負けず劣らずの美人であり、潜伏先のブータンジェ在住男性により、Facebookにグループができ、カナに美人と言われ、カナ大好きのパトラに認められ、入国審査官のお兄さんに惚れられ、空港を歩けば女優と間違えられて憧れの視線が突き刺さるというものである。普段は「ネクラ」「昼行灯」と呼ばれるキンジとはえらい違いである。

当然女装癖などないキンジは「もうこの姿にはなりたくない」と思っていたが、翌年度の留年に際し、転校までの準備期間として後輩と同じクラスで勉強をするために武偵高側から変装を命じられ、結局また女装し「クロメーテル・ベルモンド」として高校に通うことになった。

関連記事

編集内容:その後のことまで追加