あまんちゅ!
あまんちゅ
作品概要
あまんちゅ!は、天野こずえによる日本の漫画作品。マッグガーデン発行「月刊コミックブレイド」2009年1月号より連載中。
前作の 「ARIA」のように水を素材にしているが、「ARIA」がゴンドラをおもな素材としていたのに対し、本作ではダイビングがおもな素材としている。
主人公達の部活が「ダイビング部」という特殊な環境であるためダイビング漫画と誤解されがちだが、メインは日常描写であり、作品のキャッチコピーも「日常ときどきダイビング。」である。
2015年10月5日に2016年夏アニメとしてアニメ化する事が発表された。
アニメーション製作はJ.C.STAFF。
監督にはARIAに続き佐藤順一が担当。さらに佐藤作品の常連でARIAに影響され声優になった茅野愛衣が大木双葉の声を当てる。
登場キャラクター
ぼさぼさのショートヘアで元気活発な爆弾娘。通称(自称)"ぴかり"。「うぴょ」が口癖で、時々ホイッスルで返事乃至は会話をする。実は人見知りであり、ホイッスルは照れ隠し。双葉を半ば強引にダイビング部に誘って入部した。"てこ"と"ちゃ顧問"の名付け親。オープン以上の資格を持ち、てこをバディに望む。
綺麗な黒髪のロングストレートの、内気な少女。携帯で写真を撮る事を自らの思い出の蓄積にしている。光に誘われてダイビング部に入部する。光に"てこ"の愛称を命名授与される。交通の不便さもあって、原付(VESPA)で通学している。中学迄はツーサイドアップにしていた。実は負けず嫌いらしい。ぴかりをバディに望み、オープンダイバー資格を受ける事を目指す。
ぴかりとてこのクラスの担任であり、夢ケ丘高校ダイビング部顧問。教え子を楽しませる事を第一に考える。ある日の朝の事、ぴかりと争った事がきっかけで意気投合した。愛車は「ポコテン3号君」と云う。性格はかなりダイナミック。通称"まとちゃん(先生)"。
二卵性双生児の姉弟でぴかりとてこの一年先輩のダイビング部員。通称"姉<あね>ちゃん先輩"。体力が半端無く、部内で一番足が速い。結構短気で足癖が悪く、口より先に手より先に足が出る。その被害は主に弟くんが受ける事が多い。セミロングの髪をツーサイドアップにしている。一応オープン以上の資格を持ち、バディは弟くん。
二卵性双生児の姉弟でぴかりとてこの一年先輩のダイビング部員。通称"弟(くん)先輩"。ものを大切にする気質で、姉ちゃんの足蹴にされる対象第一候補。髪は愛よりも短く、殆どぴかりと同じ位。糸目。一応オープン以上の資格を持ち、バディは姉ちゃん。
- 小日向きの(CV:井上喜久子)
夢ヶ丘高校の近くにある海の家「海女人屋」のババア。名字からしてわかるように光の祖母。
海女からダイバーに転向した、かなりファンキーなババア。
旦那(つまり、光の祖父)は、70にして身長2メートルの巨漢にして、いまだにダイビングをたしなむ、恐ろしいジジイ。
- ありあ(CV:久保ユリカ)
本来は夢ヶ丘高校の校長のペットの猫だが、ダイビング部にしばしば遊びに来る事から、光によって勝手に「ちゃ顧問」という名前を付けられてしまった。
後にお姫と名付けられた雌猫を嫁にもらう。
なお、ちゃ、お姫いずれも、作者が飼っている猫の名前が元ネタ。ちゃ顧問はTwitterにて二者共演を果たしている。
双葉の中学時代の同級生で親友。もみあげの長い赤味掛かった髪の方が茜、ショートヘアの方がちずる。双葉が冒頭で伊豆に引っ越して来る前の出来事が、彼女の携帯の二人の写真に絡む。尚アニメOPでも顔が確認出来るシーンがあったが、第9話「消せない思い出のこと」にて声が出た際に上記の配役となった。尚二人の登場はWebラジオ「あまんちゅらじお」にて仄めかされていた。
余談だが、茜の苗字はまんま"みずなし"だが、ちずるの苗字は読み方次第で"ひめや"になる。