主にゲーム「ToHeart」シリーズに登場するアンドロイド”メイドロボ”シリーズに関連するイラストに付けられるタグ。
pixivでは、主に「ToHeart2」のHMX-17シリーズに、このタグが付けられていることが多い。
また、オリジナル女の子ロボにもこのタグが付けられることがある。
概要
Leaf(アクアプラス)のゲームソフト、「ToHeart」シリーズに登場するお手伝いアンドロイド。
何れも来栖川エレクトロニクス製。開発主任は、長瀬源五郎。
形式番号の”HM”は”HomeMaid(ホームメイド)”の頭文字から取っている。
(作品によっては、”HumanMaiden(ヒューマンメイデン)”か”HelperMeiden(ヘルパーメイデン)”の略称も)
彼女たちメイドロボの登場で、後年の「ToHeart」タイプのギャルゲーや漫画作品に多大な影響を与えている。
なお、メイドロボは「ToHeart」以前にも登場しており、椎名高志の「(有) 椎名百貨店」に収録された「電化製品に乾杯!」にも既に女性型メイドロボが登場している。そのミソッカス90Fは耳のアンテナ、ドジっ娘などという点がマルチと酷似しており、後に椎名高志自身によってもネタにされている。
メイドロボシリーズ一覧
※この項目は関連イラストも含まれています。
HMX-11 フィール
アニメ「To Heart 〜Remember my Memories〜」に登場。感情を持たせるための試験機として作られるが、ソフトウェアが重すぎて起動せず。
研究者の一人がフィール用の感情プログラムを作っていたが、事故死により、計画は中断された。
HMX-12 マルチ
詳細はマルチを参照。
「ToHeart」のメインキャラクターの一人。2000年代初頭のギャルゲー情報誌では
「Kanon」の月宮あゆと肩を並ぶほど上位にランクインしていた。
続編、「ToHeart2」の製作にいたっても彼女の影響が強く、原画家のみつみ美里氏は、
「メイドロボ姉妹(HMX-17シリーズ)をデザインする時髪の毛を「緑」にするのだけはできなかった」
と語った。
HMX-14 ピース
携帯端末「P/ECE」のミニゲーム「おでかけマルチ」に登場。来栖川エレクトロニクス次世代メイドロボの試作機。
メイドロボチャレンジ決勝戦でマルチB型と対決する。
HMX-17シリーズ
「ToHeart2」のメインキャラクター、姫百合珊瑚によってソフトウェア設計された最新鋭のメイドロボ。
元々、ロボサッカー専用ロボットだったため、運動性は良い。
「ToHeart2」は開発当初、メイドロボ系のキャラクターは登場しない予定だったが、原画担当の
みつみ美里氏の要望により登場させた。
HMX-17b ミルファ
「ToHeart2 AnotherDays」では、”河野はるみ”の名を名乗り、主人公貴明に猛烈なアタックをかけてくる。
「ToHeart2」本編では、スペアボディのクマ吉(熊のぬいぐるみ)の姿で登場。
HMX-17c シルファ
「ToHeart2 AnotherDays」に登場(本編は名前のみ)。メイドロボでありながら、何故か対人恐怖症。
ろれつが回らない言葉使いも特徴的。