ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

デコイ(カルドセプト)の編集履歴

2016-09-13 20:02:29 バージョン

デコイ(カルドセプト)

でこい

ここではゲーム『カルドセプト』シリーズに登場するクリーチャーについて解説する。

概要

シリーズ皆勤賞の無属性クリーチャー。

どこか間の抜けた滑稽な顔つきと、マントと帽子がトレードマークでシリーズ通してデザインにほとんど変化のないクリーチャーの一体。

しかしユーモラスな外見に反し「相手を呪い殺すための人形」という物騒な設定がある。


性能

純粋なステータスは全クリーチャー中最弱の部類になる。攻撃力であるSTはゼロ、体力であるHPはわずかに10~20と最低ランク。

しかしコイツの真価はその特殊能力。なんとあらゆる物理攻撃を全反射するという全クリーチャー屈指の凶悪能力の持ち主なのである。

相手の物理攻撃を一切通さないため、守りに回ればびくともしないのはもちろん、侵略に回っても相手のSTが高ければ高いほどすさまじいダメージを与えて敵クリーチャーを粉砕する。

大体シリーズ共通して中盤ぐらいでコイツをブックに入れてくるCPUが登場し、そのあまりに反則的な能力から初心者を絶望させるのがお仕事。


……とまぁ大概ヤバイクリーチャーなのだが、もちろん弱点も多い。

一番手軽で確実な対策手段は巻物アイテムを使用すること。デコイのHPは前述の通りものすごく低いので物理攻撃でない巻物さえ使えば大抵一撃で落とせる。

ただ、巻物はあまりブックに多く積むものではないので「デコイ相手に巻物を使ってしまう」ことそれ自体がディスアドバンテージになりやすいのも事実。とはいえこの問題はパイロマンサーなどの自動巻物攻撃クリーチャーを使うことで解消できる。

隣に引っ越してきたパイロマンサー君が遊びに来たよ!

またマップ上での妨害にはめっぽう弱い。シリーズ共通して基本的な攻撃スペルであるマジックボルトで確実に排除できる他、「敵クリーチャーに10ダメージを与える」領地能力を持つアーチャーなども天敵。

HPを減少させる応援を持つウィルスが配置されていれば戦闘開始と同時に病死してしまうし、デコイ側に支援効果があるとデコイと同じ能力を付与するカウンターシールドで落ちてしまう(反射ダメージをさらに反射することはできないため)。

理解→絶望まで時間を要する。

3DS版では「雪辱」という「無効化・反射された時のみ発動する特殊能力」が登場。コダマというMHP減少雪辱を持つクリーチャーに殴られるのも非常に危険になった。

またアイテム制限が全クリーチャー中最も厳しい部類であり、道具に分類されるアイテム以外使用できない。HPを増加させるのも容易ではないので前述の巻物攻撃に対応するのも難しい。

なんだかんだ言って脆い相手にはめっぽう脆いため、初心者がこの能力を過信してうっかり拠点にしたりしていともたやすく突破されるのもお約束である。


現在ではかなり弱体化されているが、初期シリーズでは非常に危険で対策必須のトップメタクリーチャーの一角であった。

まず、アイテム制限が種族依存であったため不死族に分類されていたデコイは「防具を使えない」以外の制限がなく、武器や巻物を駆使してすさまじい侵略力を発揮できていた。

また現在は召喚時に魔力だけでなく手札コストを要求するのだが、当時は魔力だけでいくらでも呼び出せたので仮に落とされても損害が少なくローリスクハイリターンであった。

HPも地味に20あり、ウィルスがいても病死しなかったものキツイ。どの道通常攻撃の通らないデコイはHPが20だろうが10だろうが大した違いはなく、むしろウィルスがいることで侵略力も防衛力も跳ね上がっていた。

アイテム破壊無効アイテムもなく、相手のアイテムを破壊するグレムリンアムルを持っていると巻物も完全に効かなくなるため落とす手段がなくなるなど環境的にも非常に恵まれていた。


現在では「役に立つことは役に立つけど弱点を突かれると脆いから頼り切りにはできない」という中堅の立ち位置に落ち着いており、初心者にマップ上での妨害スペルや巻物の重大さを教える先生役も務めている。これからもカルドセプトにおいていなくてはならない存在だろう。

ちなみに、CPUにままいる「巻物もスペルも使わない脳筋セプター」相手だと完全無敵のとんでもないクリーチャーと化すためこの手の相手をボコる目的でもしばしば採用される。

ガバホ~ッ!!


関連項目

カルドセプト

デコイ ― 曖昧さ回避

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました