概要
第2話「逆転マジックショー」にて起こる事件の被害者で、Mr.メンヨーを名乗るマジシャン。
享年30歳。
10年前にわけあって或真敷一座を追放されたが、2年前から活動を再開。
マジックショー《ミヌキ・イン・アルマジカルランド》にて成歩堂みぬきと共演を果たす予定だったが、本番二日前のゲネプロの最中に彼の死体が発見される。
その後、みぬきに殺害容疑がかかり彼女が逮捕される事態となってしまった。
余談だが菜々野美々の話によると、プライベートでもマジシャンのキャラクターを装っており、時々話が噛み合わないらしい。
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以下に重大なネタバレあり。未プレイの方は要注意。
ネタバレ
実は10年前のMr.メンヨーとは別人であり、事件の真犯人である志乃山金成が当時活動していた本物のMr.メンヨーである。
伏樹は当時のメンヨーに憧れてマジシャン業をしていた青年であり、今回の事件が起こる数年前に志乃山本人と出会う。
彼から正体を明かされた上で二人は師弟関係となり、伏樹は2年前に二代目メンヨーの座を譲られた。
(表向きには初代メンヨーと同一人物として活動していた。)
しかし全ては志乃山が10年前に自身を追放した或真敷一座に対する報復を果たすために仕組んだ計画であり、一座を受け継いだ成歩堂みぬきに殺害容疑の濡れ衣を着せるための生贄のような形で、伏樹は志乃山の仕組んだ罠により命を失うのであった。
何の罪もないにも関わらず憧れの師匠から殺害されたとあって、プレイヤーからは悲劇的な被害者として認識されていることが多いが、或真敷一座の秘密を暴くためにみぬきの手帳を盗んだ(実際に伏樹本人が盗んだかどうかは不明だが伏樹の指紋が残されている)ことや、初代メンヨーとは別人であるにも関わらず破門の件で或真敷一座への恨みを口にしていたという証言もあり、その人物像は謎めいている。