菜々野美々
ななのみみ
第2話『逆転マジックショー』に登場するキャラクター。
バニー役を担当した新人マジシャンで、年齢は19歳と成歩堂みぬきよりは2つ年上だが、みぬきに対する憧れは強くみぬきの事を言われたら話が止まらなくなる。得意マジックは「瞬間移動」。頭に付いてるハットの中には可愛らしい小さなウサギが仕込まれている。
小動物のような心優しい性格だが、ドジも多くまだまだ駆け出しの域を出ていない。事件となった脱出マジックでも本来の立ち位置とは逆に付くミスをしているが、この時みぬきが地下でセリを動かすフォローをしている。
ところがその舞台裏ではニドミテレビの名物プロデューサー・志乃山金成とつるんで、目付きの悪い表情でみぬきを忌み嫌っていた。
まるで正反対の二つの人格が混同する彼女だが、証人として出廷した際みぬきの舞台裏を目撃していたという証言を得るもその時美々は一度も舞台から離れていないというアリバイが存在していた。
このアリバイを崩す手段・・・そう、『彼女』にはある秘密が隠されていた・・・
実は双子であり、志乃山と会話していたり、舞台裏でみぬきを目撃した「美々」は実際には姉の菜々野輝々だったことが暴かれた。
ウサギのイメージの美々とは別に、姉はコウモリのイメージである。性格も正反対の暴言連発のひねくれ者だが、実はあまり素直になれないタイプとのこと。美々の方が押しが弱いため美々が何か言い出そうとすると輝々がどつき始める。裁判長が姉妹喧嘩と比喩されるほど何だかかんだで姉妹の仲は良さそうである。
双子である伏線として楽屋に手鏡や化粧道具が2つ並んで置かれていた点や宝月茜が双子でも指紋は一致しないと話していた点が挙げられる。また、みぬきを忌み嫌っていたことを告げた場所は美々がオドロキたちのために鍵を開けた場所(=いつ彼らが訪れるかわからない)で、そんな場所で堂々と陰口を叩いていたのも、輝々が開けられていた事情を知らなかったため。
オドロキに棺桶に事件関係者と誰とも一致しなかった指紋を指摘され、やむ得なく双子であることを自白した。
瞬間移動の秘密は、2人1役によるトリックであった。
みぬきの脱出マジックそのものが実はテレビ局側によるドッキリだったことが明らかにされ、菜々野姉妹は被害者と共に従っただけと証言する。
しかし実際起こった事と違和感を感じていた美々は彼女を隠し撮りしていたファンのビデオ(冷静に見ると録画は彼女の足元から胸元と、露骨な意図が感じられるもの)を提示。テレビ局側の映像を見比べるとテレビ局側の映像に細工されていたことが判明。みぬきが使った剣がゴム製だったことが立証された。
美々の脱出マジックで犯したミスが結果として犯人逮捕の決定的証拠となった。
裁判長からは「あなたは・・・『ミキちゃん』でしたっけ?」と二人の名前をまぜこぜして呼ばれてしまっている。
実は輝々はみぬきのファンであり、今もみぬきのサインを大事に持っている。しかし、当人のひねくれた性格や、みぬきへの羨望と嫉妬からかなり複雑な愛情表現であるらしく、裁判後に美々からその事実を暴露された。
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