概要
『逆転裁判6』第5話に登場。
倉院の里に住む考古学者佐奈樹文明の子供。
半年前に放火事件で母を亡くしたトラウマから引きこもり生活を送っており、外部とは改造したラジコンヘリのカメラとマイクを通じてコミュニケーションをとる。
そんな自分のために父が仕事を辞めて都会の喧騒から離して療養が取れるよう倉院に引っ越してくれたため、強く慕っている。
軍人のような口調でしゃべり、軍曹と名乗るなどミリタリーマニアのようで、怒るとラジコンヘリに搭載された機銃やミサイルを乱射してくる。
王泥喜を「オドロキ二等兵」と呼び、同行していたドゥルクを「元帥」と呼び、裁判に出廷した際に出会った希月を「衛生兵」と呼んだ。王泥喜の励ましにより、階級昇格の「一等兵」と呼ぶようになったが、法廷で証人になった際は慕っている父を殺害した被疑者サイドの立場だったため、再び「二等兵」に戻ってしまった。
関連タグ
虎狼死家左々右エ門:リモート証言を行った証人繋がり。
この先、ネタバレがあります!
ラジコンヘリの声の主
軍人マニアでラジコン飛行機のしぐさや、ひきこもりのイメージから、
中身は「大方太っちょな奴なんだろうな・・・」と思わせたが、出てきたのはラジコンから出る声とは違う(音声変換装置で声を変えていた。)車椅子に乗った女の子であった。成歩堂も最初は驚いたという。
なお、彼女の容姿に関する伏線は地味に幾つも引かれており、彼女の容姿を知る人物は息子等ではなくお子さんと表現しており、未だ学生なので未成年であること、母親が抱えて窓から飛び降りた事から小柄な体格だと想像できるようになっている。また、父のPCに金髪の美女(おそらく母親)を壁紙に使っている。
本名:佐奈樹ヒルネリア。12歳。
金髪碧眼の女の子で、ロシア人だった母親の血を色濃く受け継いでいる。軍人のような口調でしゃべるのは、元軍人だった母親の影響によるもの。
半年前の火事で足を負傷すると同時に母を亡くしたトラウマで炎を恐れるようになり、例え日常生活でも炎を見る機会が多く、タバコの小さい火や焼き肉などでもその恐怖を連想させてしまう上に本人はこの時点まで無自覚だったため、引きこもり生活を送っていた。
父親の死を巡る裁判で心音たちに諭されて引きこもり生活をやめることを決意し、法廷に姿を現すのだが、出てきたのがまさかの青い目をした金髪美少女だったため、王泥喜たちを驚かせ、希月はメロメロになっていた。
また、火事の際に足を怪我して以来、ずっと車椅子に乗っていたが、実はとっくに完治しており、引きこもり生活を続ける言い訳にしていた。父の死の真相が明らかになった後、亡くなった父を心配させないよう、自分の足で立ち上がっている。
その後、父が以前務めていた大学の紹介でラジコンヘリの操縦技術を活かして発掘調査を手伝うことになったことをエンディングで報告している。