アメリカ合衆国が戦後にビキニ環礁で行った核実験『クロスロード作戦』。
実験の目的は主に艦船に対する核兵器の威力検証であり、集められた艦艇数は70隻を越える。
なお、その中には、連合国から徴収された、戦艦、「長門」なども参加していた。
1946年7月1日
第一(空中爆発)実験エイブル作戦実施。
1946年7月25日
第二(水中爆発)実験ベーカー作戦実施。
実験後、米軍調査隊の見たニューヨークの船体には、このように書かれていたという
――Old Navy Never Die.(海の古強者は死せず)
その後、ニューヨークは、クェゼリンへと曳航され、残存放射能の調査後、再び標的艦となって沈められたという。
真相
実際はクロスロード作戦で標的艦となったが最後まで沈まなかった米戦艦「ニューヨーク」のことを"Old Sailors Never Die"と評したという逸話と混同されたものである。
現在
長門沈没地点はダイビングスポットとなっている。
放射線の影響のため艦体に触れる事は許可されていない。
だが沈没状態とはいえビッグ7の中で現存しているのは長門だけである。