概要
ビスマルとは、がんばれゴエモンシリーズに登場する悪役である。
作中でのフルネームは「シスター・ビスマル」だが、Pixivのタグではビスマル表記が多い。
シスター服を着ているが、性別は男（オカマ）。エビス丸と同じようにベールを鼻の下で結んでいる。
エビス丸にそっくりな顔をしているが、作品中では特に関連性は示唆されていない。
元々は未来世界の人間で、ゴエモンの子孫にあたる獅子重禄兵衛の腹心的存在であったが、彼を迎えにゴエモン達の時代へ行った際、置いてけぼりにされてしまい、以降はゴエモン達への時代に残ったまま、悪事を働く事になる。
その性格とは裏腹に、からくり技術に精通しており、洗脳した物知り爺さんから得たノウハウを元に、飛行形態への可変機構を兼ね揃えた専用機である「ビスマルエレガント」を独自に開発し、後に後継機である「ビスマルエレガント改」まで生み出している。
作中での活躍
がんばれゴエモン3
初登場作品であるゴエモン3では、
からくり盗賊団の長、獅子重禄兵衛に仕える秘書兼幹部である。
ゴエモン達の住む大江戸の未来の世界「ネオ大江戸」で、悪行の限りを尽していたらしい。
物知り爺さんが過去からタイムマシンに乗ってやってきたところを発見し、誘拐・強奪。
美女コレクションに夢中な重禄兵衛の命令により、江戸の町を破壊した末におみっちゃんをも誘拐して逃げさり、羽釜に変形可能な巨大からくりメカ「ビスマルエレガント」に乗り込んで、ゴエモン達の行く手を邪魔する。
がんばれゴエモン でろでろ道中 オバケてんこもり
「おーっほっほっほ！おひさしぶりザンス！」
ゴエモン3にて紆余曲折を経て、ネオ大江戸に帰ることが出来なくなってしまったビスマルの後日談が見られる。
物知り爺さんの作った死者を生き返らせるマシンを奪い、魔界の超美形のプリンスを召喚し、この世を二人の愛の世界に変えようとした。
自身にもからくり技術の心得があるらしく、後継機のビスマルエレガント改、ウクレレメカ風雷神などのからくりメカを自作してゴエモンたちの邪魔をする。
帯ひろし作の漫画版におけるビスマル
これといって追加された設定はない。
その他
ちなみに、OVA「がんばれゴエモン 次元城の悪夢」にて、
ゴエモンがエビス丸に対して「ビスマル中尉」と呼んでいるシーンがあるが、関連性はないようだ。
