これは勝負ではない 「復讐」である……!
概要
異能者集団・組合に属する団員の一人。設計者長を務める。
本編(単行本第九巻時点)から六年前。武装探偵社の一員である江戸川乱歩と探偵勝負を行い、彼に破れたポオ。
その雪辱を果たすため、再び乱歩に「推理遊戯」という名の勝負を挑むのだが、真実を暴かれてしまい、再び敗北した。
だがその後、過去の勝負を忘れられていたと思っていた乱歩から「僕がヒヤリとさせられたのは、後にも先にもあれ1回だけだ」と告げられた後、「我輩、頑張ろうかな…」と呟いている。
それからはちょくちょく乱歩と推理ゲームをしている様子。
プロフィール
異能力
名称 | モルグ街の黒猫 |
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詳細 | 読者を小説の中に引きずり込む能力 |
能力の名前の由来はエドガー・アラン・ポーの小説。「モルグ街の殺人」と「黒猫」から。
人物
鼻を覆う程伸ばした(伸び切った?)前髪と一人称の「我輩」、格式張った口調が特徴的な青年。
ぼそぼそとした小声で話す為、乱歩からは「もっと大きい声で喋って!」と注意されている。
この事や「他者と関わり社会の内部で生きることは 我輩にとって苦痛でしかない」と話す辺り、人と関わるのが苦手なのかも知れない。
ペットはアライグマのカール。
しかし「お前だけは我輩の味方であるな……」と餌を差し出すポオに対し噛み付いたり、執筆中の彼の頭を叩いたりするなど、本当に懐かれているのかどうかは怪しい所だ。