CV:加隈亜衣
人物像
ギャラルホルンを束ねる七つの名家「セブンスターズ」の内の一つであるボードウィン家出身の令嬢。
ギャラルホルン特務三佐ガエリオ・ボードウィンの実妹。
まだ9歳と言う年端もいかない少女だが、ボードウィン家と同じく「セブンスターズ」に属するファリド家の養子であるマクギリス・ファリドとは縁談の話が持ち上がっている。
婚約自体は親同士の決めたものであるが、アルミリア自身はマクギリスに対して好意を抱いており、彼を「マッキー」と呼んで慕う。
また、幼いながらもマクギリスに見合うレディとなるべく花嫁修業に打ち込んでおり、任務で会う機会の少ないマクギリスにその成果を披露する事を楽しみとしている。
一方で、自分の幼さをコンプレックスと捉えており、マクギリスに言い寄る大人の女性に対して劣等感を露わにする一面も見せた。
なお、実兄であるガエリオに対しては彼自身が皮肉屋な所もあるせいかそっけない態度を取ることが多く口喧嘩も絶えないが、彼を心から心配する理解者の一人でもある。
そして、鉄華団とギャラルホルンとの戦闘に於いて兄の死を知る事になったが、兄を手にかけたのが敬愛するマクギリスであるとは知る由も無く、マクギリスがボードウィン家、そしてセブンスターズの実権を握る為の道具としてその立場を彼に利用された。
マクギリスに対する愛と自身に対するコンプレックスの強さも重なり、彼の目指す世界に対して賛同の意を示すが、生きていた兄ガエリオとラスタル・エリオンの演説によって真実を知る。兄を殺そうとしたことに加え、自身への優しさは全て嘘だったのだと思い一度は短刀でマクギリスを手にかけようとするが実行はできず、自殺しようとしたところをマクギリスに止められる。
マクギリスの考えが理解できない一方で、まだ彼への強い愛情が捨てられずにいる。