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概要

元はこれといったおかずがない時に、残ったご飯をおいしくいただくための軽食のようなもの。本場の発音は「ビビンパッ」に近い。

多くの料理の例に漏れず起源ははっきりしていない。大晦日に残った食べ物新年に持ち越さないように作った、祭日に作ったご先祖様用の料理の余りを用いた、朝鮮王朝時代の宮廷料理だった、庶民料理が発祥――など諸説ある。

現在では韓国グルメの代表格であり、少し硬めに炊いたご飯に彩り豊かなおかずを乗せ、コチュジャンなどの味噌と一緒にしっかり混ぜて食べる。出す店ごとに乗せる具材が違うことも多く、ユッケビビンバや海鮮ビビンバ、野菜ビビンバなどなどバラエティが豊富。韓国南西部の全羅北道(チョルラプクト)から広まった「全州(チョンジュ)ビビンパ」は無形文化財にも指定されている有名どころで、使う食材は20種を超える。

日本で一般的なビビンバの具材はナムル、肉、卵など。熱した器で熱々をいただく「石焼ビビンバ」は韓国では「岩釜ビビンバ」と呼ばれ、廉価版ともいえる「鍋焼きビビンバ」も提供されているとか。

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ビビンバの編集履歴2017/03/21 22:33:40 版