曖昧さ回避
ゆでたまごの漫画『キン肉マン』の登場人物。⇒ホルモン・ビビンバ
概要
韓国語で「まぜご飯」の意味。
元はこれといったおかずがない時に、残ったご飯をおいしくいただくための軽食のようなもの。
本場の発音だと「ピビムバプ」と言い、混ぜるという意味がある「ピビダ」とご飯を意味する「バプ」を組み合わせた形となっている。
多くの料理の例に漏れず起源ははっきりしていない。
大晦日に残った食べ物を新年に持ち越さないように作った、祭日に作ったご先祖様用の料理の余りを用いた、朝鮮王朝時代の宮廷料理だった、庶民料理が発祥――など諸説ある。
現在では韓国グルメの代表格であり、少し硬めに炊いたご飯に彩り豊かなおかずを乗せ、コチュジャンなどの味噌と一緒にしっかり混ぜて食べる。
出す店ごとに乗せる具材が違う事も多く、ユッケビビンバや海鮮ビビンバ、野菜ビビンバなどなどバラエティが豊富。
韓国南西部の全羅北道(チョルラプクト)から広まった「全州(チョンジュ)ビビンパ」は無形文化財にも指定されている有名どころで、使う食材は20種を超える。
熱した器で熱々をいただく「石焼ビビンバ」は韓国では「岩釜ビビンバ」と呼ばれ、廉価版ともいえる「鍋焼きビビンバ」も提供されているとか。
また、漬物メーカー『やまう』から手軽に食べられるビビンバが発売している。