イオク様
いおくさま
『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ』登場人物、イオク・クジャンに対しての呼称のひとつである。
概要
ギャラルホルンの支配層・セブンスターズの一角であるクジャン家の若き当主であるイオク・クジャンは若く生真面目で正義感あふれるやる気もある熱血漢だが、悲しい事に基本知識や政治能力、MS操縦能力等あらゆる面で資質に欠けており、しかし悲しい事に本人はそれを全く自覚していない、無能な働き者だった。
それだけならまだしも、作中で数多くの愚行をやらかして視聴者からのヘイトを集めた上に、彼を庇っていた中の人ですらお叱りするレベルであった。
そんな彼は部下であるジュリエッタ・ジュリスからはイオク様と呼ばれているが、双方の間柄は犬猿の仲であり、敬意は全く存在していなかった(後に、この状態すら生ぬるいレベルにまで陥ってしまうのだが)。
当初は、ポンコツで愛すべき馬鹿ゆえの愛称だったが、後に意味合いは変化した結果、視聴者やネット住民、ついには公式レベルで「イオク様」と呼ばれるようになったが、それらは「敢えて敬称を略さない事による皮肉表現」「呼び捨てするほど親しみ持てない」所から来る蔑称である。