イオク様
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いおくさま
『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』登場人物、イオク・クジャンに対しての蔑称のひとつである。
ギャラルホルンの支配層・セブンスターズの一角であるクジャン家の若き当主であるイオク・クジャンは若く生真面目で正義感あふれるやる気もある熱血漢だが、基本知識や政治能力、MS操縦能力等あらゆる部分で資質に欠けており、しかし悲しい事に本人はそれを全く自覚していなかった。さらに作中で数多くの愚行を行い、視聴者から多くのヘイトを集めることとなった。
彼の行動は全て監督と脚本家によりヘイトタンクとして行動させられた結果なのだが、結果的にスタッフが意図した以上に彼はあらゆる層からのヘイトを集めることとなった。
当初は、ポンコツで愛すべき馬鹿ゆえの愛称だったが、後にヘイトが高まるにつれ意味合いは変化した結果、視聴者やネット住民、ついには公式レベルで「イオク様」と呼ばれるようになった。だがそれらは「敢えて敬称を略さない事による皮肉表現」「呼び捨てするほど親しみ持てない」所から来る蔑称である。
ただ好意的な意味で「イオク様」と呼ぶファンもいるので使用時には注意が必要である。
実際に、イオクが公式でヘイトタンクとして設定したと明言される以前からの公式によるイオク弄り染みたものに(イオクの愚行に不快感を覚えている視聴者ですら)不快感を抱く向きもあり、やがてプロデューサーをして「想定外」と言わせた思惑以上のヘイトタンクとしての機能を果たした末に日曜日のけじめを受けた後に「ヘイトタンクと設定」と明言された事により公式及びスタッフ各位及び他のキャラに批判が集まった。
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