『火星物語』は、文化放送のラジオ番組『広井王子のマルチ天国』の
中で放送されたリスナー参加型ラジオドラマ。
1994年4月から2000年3月までの5年間で、全10シリーズが放送された。
1998年からメディアミックスが行われ、漫画『火星物語 五月の花嫁』、ゲーム『火星物語』、小説『火星物語 ロマンシア』など他媒体に進出している。
リスナーのハガキを元に広井王子が台本を書き上げ、番組収録時に即興で録音するという形で放送され、即興ならではのアドリブの利いた演技で人気を得ていた。
ドラマはメインキャストとして、
横山智佐が演じる主人公
千葉繁が演じる主人公の相棒役の動物や男
豊口めぐみが演じる主人公に対抗する役やヒロイン
広井王子が演じる「ランディ」
などが登場し、他の脇役も全て4人が務めた。また、番組にゲストがあった回では、特別な役を与えられることもあった。
なお、ロマンシア3まではラジオドラマCDとして発売されている。