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東京ガスの編集履歴

2017-06-15 23:36:51 バージョン

東京ガス

とうきょうがす

東京ガス株式会社(とうきょうガス、登記上の商号:東京瓦斯株式会社、英: Tokyo Gas Co., Ltd.)は、東京都都市部とその隣接区域(関東地方1都6県の主要都市)を営業区域とする一般ガス事業者。総延長約6万kmのガス導管を持ち、都市ガス事業者として世界最大規模、日本国内最大手である。

本社所在地

東京都港区海岸一丁目5番20号(東京ガスビル内)浜松町駅に隣接する自社ビル。


ホームページ

http://www.tokyo-gas.co.jp/index.html


役員

取締役会長岡本 毅

代表取締役社長広瀬 道明(※)

代表取締役救仁郷 豊(※)

代表取締役内田 高史(※)

取締役小林 裕明(※)

取締役安岡 省(※)

取締役村関 不三夫(※)

取締役高松 勝(※)

取締役(社外)井手 明彦

取締役(社外)鹿取 克章

取締役(社外)五十嵐 チカ

常勤監査役大谷 勉

常勤監査役尾花 秀章

監査役(社外)森田 嘉彦

監査役(社外)大谷 幸二郎

監査役(社外)東嶋 和子

執行役員

社長執行役員広瀬 道明(※)

副社長執行役員救仁郷 豊(※)社長補佐、電力事業統括、エネルギー生産本部長、電力事業計画部

副社長執行役員内田 高史(※)社長補佐、リビング本部長

常務執行役員小林 裕明(※)導管ネットワーク本部長

常務執行役員安岡 省(※)エネルギーソリューション本部長、大口エネルギー事業部長

常務執行役員村関 不三夫(※)東京ガスリキッドホールディングス(株)代表取締役社長

常務執行役員高松 勝(※)人事部、秘書部、総務部、コンプライアンス部、監査部

常務執行役員荒井 英昭地域本部長

常務執行役員山上 伸IT本部長、環境部、基盤技術部

常務執行役員中島 功CFO、財務部、経理部、資材部、不動産計画部

常務執行役員野畑 邦夫東京ガスエンジニアリングソリューションズ(株) 代表取締役社長執行役員

常務執行役員沢田 聡総合企画部、広報部、ガス自由化対応プロジェクト部、東京2020オリンピック・パラリンピック担当

常務執行役員穴水 孝資源・海外本部長

執行役員原 文比古

執行役員傳 清忠

執行役員齊藤 隆弘

執行役員高木 信以智

執行役員石井 敏康

執行役員小林 信久

執行役員小宮山 忠

執行役員早川 光毅

執行役員木本 憲太郎

執行役員新田 洋平

執行役員吉岡 朝之

執行役員岸野 寛

執行役員笹山 晋一

執行役員鴫谷 あゆみ

エグゼクティブ・

スペシャリスト高柳 雅己

エグゼクティブ・

スペシャリスト佐成 実

※は取締役兼執行役員


沿革

1872年 - 横浜で日本初のガス事業が始まる。高島嘉右衛門により、馬車道通りに街灯としてガス燈が灯ったことに始まる。

1874年 - 東京府芝区浜崎町(現港区海岸、現本社所在地、当時金杉橋)でガス製造工場が稼働し、銀座通りにガス灯が点灯。

1876年 - 東京府瓦斯局が開設。

1885年10月 - 当時の東京府から東京府瓦斯局の払い下げを受け渋沢栄一、浅野総一郎らによって、東京瓦斯会社として創立される。

1893年7月 - 商法施行に伴い、社名を東京瓦斯株式会社と変更する。

1912年 - 磯部保次により設立された千代田瓦斯株式会社を合併する。

1913年 - 渡辺福三郎らによる川崎瓦斯株式会社を合併する。

1944年11月 - 横浜市瓦斯局を合併する。

1969年 - アメリカ合衆国のアラスカ州から液化天然ガス(LNG) の輸入を開始。

1972年 - 天然ガス供給に向けた熱量変更作業を開始。

1973年 - ブルネイからのLNG導入を開始。

1983年 - マレーシアからのLNG導入を開始。

1985年 - 会社設立100周年を迎える。CI(コーポレートアイデンティティ)導入により、TOKYO GASの、「T」と「G」を重ねたものを、ガスの炎を意味する赤と青の四角形で表現した現在のロゴが制定された(それまでは★にガスの「G」を配したもので、★はガスの明かりが"千点の星"と崇められていたことから用いたものである)。同時に広告等では、「もっと素晴らしい都市へ」のスローガンへ、社名表記は「TOKYO GAS」に変更された。

1988年 - 天然ガスへの熱量変更作業を完了。

1989年 - オーストラリアからのLNG導入を開始。

1994年 - インドネシアからのLNG導入を開始。

1998年 - カタールからのLNG導入を開始。

2006年

7月 - 長野県ガス事業の民営化に伴い、長野都市ガスへ長野県内の営業権を分割・承継。

9月 - パロマの事故を受け3年間で100億円を投じ安全装置未設置の風呂釜、湯沸器の下取りを来年から実施し、対象となる機器設置してある顧客へダイレクトメールを発送し、買い替えを促す。

2007年

2月 - 安全装置未設置の金網式ガスストーブの事故を受け、無償点検を実施すると同時に、安全装置付ガスストーブ、ガスファンヒーターへの買い替えを促すため、安全装置未設置の金網式ガスストーブの下取りを実施すると発表。

3月 - エネスタ・エネフィットの東京ガス販売店が出資し、営業エリア内に地域会社を設立。今後は地域に根ざしたエネルギー販売会社として、保安の確保やサービス向上・快適な暮らしのご提案などを進める方針。

11月 - 東京都港区で起きたパロマ製湯沸し器事故について、遺族は同社とパロマを相手取り損害賠償を求め、東京地方裁判所に提訴した。

12月 - 1都4県の地域会社名を「東京ガスライフバル」とし、2008年4月から順次営業開始すると発表。

2008年

4月 - 地域会社「東京ガスライフバル」順次営業開始。

バイオガスを都市ガス受け入れ申し込み開始。

10月 - 同社山梨支社と東京ガスエネルギー、昭和物産は来年10月に山梨地区での都市ガス、LPガスの地域販売会社を設立すると発表。

2009年

5月 - 同社子会社昭和物産を東京ガス山梨へ社名変更。

9月 - 地域会社「東京ガスライフバル」への移行が完了。

東京ガス山梨と同社甲府支社の経営統合を発表。

10月 - 山梨県内での事業統合作業が完了し、東京ガス山梨に一本化。

2011年1月 - バイオエナジーから食品残渣のバイオガスに都市ガス受け入れ開始。

2016年1月 - 電力自由化に参入を表明。

2016年4月 - オウンドメディア 東京ガス「ウチコト」(http://tg-uchi.jp/)をリリース。


トピックス

首都圏を広くカバーする公益企業として、1000万世帯を超える対象地域住民の市民生活を支えている。

現在は隣接する静岡県をエリアとしている静岡ガスとも業務・資本面での提携を行っており(2000年9月)、同社などと共同で立ち上げた企業も存在するなど、静岡県も間接的な事業テリトリーになっていると言える。

1988年(昭和63年)以降、同社で供給している都市ガスの主成分は天然ガス(熱量調整のため、プロパンガスを少量添加している)である。供給ガス自体に一酸化炭素は含まれておらず、毒性はない。

天然ガスは比較的環境への負荷が少ないクリーンエネルギーとされており、床暖房などの普及活動などを進めている。

東京瓦斯電気工業(いすゞ自動車・日野自動車の前身)は、同社機械部門が1910年(明治43年)に独立して創立した会社である。

2006年(平成18年)1月から、広告コミュニケーションのイメージキャラクターに妻夫木聡を、それまでの田村正和に変えて起用した。2012年現在、妻夫木を中心に東幹久、小西真奈美、楽しんご、桐谷美玲らが出演する「東京ガスストーリー」というドラマ仕立てのCMを放送している。

「マイホーム発電」「ウィズガス住宅」に近年力を注ぎ、都市ガス燃料電池「ENE-FARM(エネファーム)(発売当初の商品名は、LIFUEL(ライフエル))」を開発し、家庭に販売を行う。また、本田技研工業のエンジンを採用した「ECOWILL(エコウィル)」の販売もスタートさせ、コジェネレーションシステムの一般への普及を進めている。昨今、テレビCMや中央総武線車両、路線バスなどでのラッピング宣伝を行って認識度の向上を狙っている。

原油価格高騰から家庭用の液化石油ガスから都市ガスへの転換も積極的に進めている。費用の面でも金利手数料なしの分割払いで都市ガス転換できるローンが東京ガスリース旧ティージークレジットサービス扱いで用意されている。

『ピピッとコンロ』(登録商標)という名称で、ガラス天板の高機能コンロを販売。業務提携および資本関係のある静岡ガスも『ピピッとコンロ』の名称で販売を行っている。

火ぐまのパッチョ

田村正和の「マサにガスだね」に続く東京ガスのスローガン「ガス・パッ・チョ」(ガスでパッと明るくチョッといい未来)とともに誕生した。

年齢 - 不詳(火曜日生まれ)

出身 - 火ぐまの国(の王子)

口ぐせ - 「ガス・パッ・チョ」

趣味 - 料理(冷蔵庫のあるものでパッと作る)

性格 - 好奇心旺盛でチョっとイタズラ好き

特徴 - 顔は漢字の「火」。体はガスの炎の青色。チャームポイントはお尻。

行きたい場所 - 火の国・熊本

CM - 2006年(平成18年)1月から放送。歴史上の偉人が登場するのは、最新型ガス器機の性能を過去の人物の大きなリアクションでわかりやすく表現したかったという。現在のCMには、妻夫木聡が出演している。

1990年代後半よりガスタンクを模した公式キャラクター「ガスまる」が登場。2011年現在は殆ど姿を表さなくなったものの、東京ガスからの粗品のタオルにプリントされているほか、同社のショールームでは「ガスまるファミリー」のぬいぐるみも販売されている。このぬいぐるみは、フジテレビ系で放送されている「はやく起きた朝は…」のセットの部屋に置かれているのを見ることができる。

さらに1985年のCI導入以前には、「ガス坊や」と言うオリジナルのキャラクターも制定されていた。当時の同社広告に登場したり、同社のショールームなどには、ガス坊やの立体人形などが置かれていた。

千葉テレビ放送では系列の千葉ガスのCMが1993年辺りで放送され、「はやい乾太くん」等のものは基本的に東京ガスのものと同じだったが「東京ガス」という部分が「千葉ガス」に変更された上で放送されていた。

2016年(平成28年)4月からオウンドメディア「ウチコト(http://tg-uchi.jp/)」をスタート。ウチコトは、家事の効率化等を通じてもっと人生を楽しむために、主に仕事や家事・子育てに忙しい30~40代女性向けの生活情報メディア。料理、洗濯、掃除、子育て、省エネ等について、通勤や家事の合間のちょっとした時間に気軽に読める役立ち情報を発信している。


スポーツとのかかわり

  • サッカー:東京初のJリーグクラブとなったサッカー部(現:FC東京)が有名で、現会長の鳥原光憲が監督を務めていたこともある。1999年にFC東京となった後もスタッフや選手の多くが同社に籍を置くアマチュア(社員選手)として活動を続けていたが、浅利悟が2009年シーズンで現役引退したため社員選手はいなくなった。サッカー日本代表コーチを務め、2010年9月に9年ぶりの監督復帰を果たした大熊清(日本サッカー協会S級資格保有のプロ指導者)が東京ガスからの出向としてこの形態を取っていた(2014年から、大宮アルディージャの監督就任も途中で解任。2015年セレッソ大阪強化部長→途中から暫定監督就任→2016年監督に正式就任〈東京ガスからの出向であるかについては不明〉)。なお、FC東京発足と同時にFC東京に参加しなかった社員選手により改めて「東京ガスサッカー部」を発足し、2012年現在、東京都2部3ブロックに参加している。
  • バレーボールV1リーグに所属するバレーボール部をアマチュアのままFC東京に移管している。
  • 野球社会人野球では都市対抗野球へ出場する強豪で、小林雅英が千葉ロッテマリーンズから、また内海哲也が読売ジャイアンツからドラフト会議での自由枠指名を受けて入団した。
  • ラグビー:東京ガスラグビー部。トップリーグの下に位置する「トップイーストリーグ」で活動している。
  • アメリカンフットボール:東京ガスクリエイターズ。Xリーグに所属するアメフトチーム。

いずれのチームもユニフォームの色はガスの炎をイメージした青と赤を基調としている。

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