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1.ラテン語で「盾」の意。

2.PRW2において、イデア連合軍に配備されている量産機の一種。本項ではこちらについて述べる。

初期の機体

スクトゥム

今回の大戦当初より配備されている汎用量産機。

ただし今回のような大規模戦闘は想定されておらず、このため遊星解放軍の機体などに比べると低性能は否めない。

安価なため、数だけは揃っているものの、追加装備を実装するだけの余力がなく、主力にはなりえない機体であった。

スクトゥムA3形(スクトゥム改)

前線の要望にこたえるべく、量産性を継承しつつ出力向上ならびに武装強化を目的として開発された機体。本体もアクチュエータなどが改良されているほか、センサーも改良されて集団戦にも対応しうる機体となっている。ビーム兵器こそ運用は出来ないものの、レールガンやスタンピックなどの使用が可能で、リアクティブアーマーの追加装備も想定されている。

フルアーマー・スクトゥム

大戦初期に製作された、ウェポンプロテクターシステムを装備した機種。機体各部の増加装甲に加え背部大型ビーム砲2門、頭部パルスレーザー砲2門、さらに近接格闘用のナックルショットまで備えていた。しかし大出力の火器はジェネレータ出力の小さいスクトゥムに対してはオーバースペックであり、さらに増加装甲自体の重量も大きく、歩行動作にすら支障をきたすため生産数は多くなかった。しかしながら、その圧倒的な火力から、外部電源の供給により砲台代わりとして使用されていた。

スクトゥム・ラビットアーマー

寒冷地仕様と呼べるオプション。背面部のWカノンをはじめそのシルエットがウサギに似ていることからその名がついた。26機が生産されたが、最終的に現存しているのは保存されている隊長機のみである。

スクトゥム2系

スクトゥム2

先述のA3形に更に改良を加え、今までの機体データを元に開発したのがスクトゥム2である。しかし、A3形を元にはしているが、内部構造や設計思想はまったく異なるため別物と言ってもいいだろう。また、格闘能力を除けばその他の性能は大幅に上がっておりビーム兵器の使用も可能ということで操作性に優れた本機は高い信頼を得ている。だが、互換性が低いため戦場に合わせてチューンが必要である。また、完全に新規設計となったために機体サイズもスクトゥムに比べると大型化している。

スクトゥム2(後期生産型)

スレイターでの戦闘データからスクトゥム2の性能を向上させつつ生産性をアップさせた機体。前線での戦線構築及びエース機支援を目的とした新型の火器管制システムを搭載し射撃戦闘を得意とする。しかし、生産性の向上に力を入れ過ぎたため装甲に若干の不安がある。 主兵装はイデア連合軍で使用されている兵器であれば大抵は使用可能ではあるが、近接戦闘特化型の武器に関しては性能的な問題であまり向かない。固定兵装は頭部機銃およびプラズマブレード。

なお、本機は大戦終了後も独自のチューンナップが実施されたうえで生産されている模様。

スクトゥム2(四脚形)

初期に生産されたスクトゥム四脚型を参考に開発、配備されている機体。 四脚型ユニットは機動力と積載量の両立、必要出力の低減を達成しているが、装甲が犠牲となっている。

スクトゥム2Type-UC

ウヅキ・インダストリアルが開発した、スクトゥム2の改良型に当たる機体。同社の製品である「ケンゲツ」や「ブラーナー」のパーツが流用されており、性能的には後述のアドヴァンスド・スクトゥムとスクトゥム2の中間に当たるハイスペック機。頭部形状から俗に「ウサギ」と称される。

アドヴァンスド・スクトゥム

クシリナ砂漠戦において多数のスクトゥムが消耗したことをうけ、徹底的な性能向上を図るべく3機が試作された。しかし性能向上を優先した結果、生産性は著しく低下し量産には到らなかった。3機はカラーリングを除き大差はないが、それぞれ「リガアル」「ボーダ」「チャシャガッテ」と愛称が与えられていた。

スクトゥム3系

スクトゥム3

大戦末期に生産されたバリエーションで、前述のアドヴァンスド・スクトゥムのデータをフィードバックし、性能向上と生産性向上を両立すべく再設計された。現在のところスクトゥム系列の最新機種に当たる。各パーツがユニット化されることで大容量のジェネレーターを装備することが可能となり、換装、機体のカスタムが容易となり、さらにメンテナンスに付いてもパーツ単位で行えるため整備性が向上している。別名スクトゥム・サード。本項では本系列に関しては「スクトゥム3」と表記する。

スクトゥム3タイタン

中距離支援向けのバリエーション。背面にクレイ・キャノンを2門装備、また装甲も強化されている。

スクトゥム3カスタム

高機動特務形にあたる機体で、背面および脚部にスラスターが増設されている。虚竜軍の襲撃により、本来の予定を大幅に繰り上げて急造された20機が配備となった。カメラアイはスクトゥム系列では珍しいツイン・アイタイプ。

スクトゥム3高機動形

機体各部に慣性制御系のスラスターユニットを増設した機体。

スクトゥム・ダイバー

スクトゥム3をベースに水陸両用とした機体。背面部に4連ミサイルポッド、左腕部にサブアームを搭載する。

その他の派生機

スクトゥム・ビフォース

「BeFourth」・・・つまるところ、第4世代のスクトゥムを目指し、ウヅキ・インダストリーがスクトゥム3をベースに開発した。ウヅキ社の伝統として腕部の装備が換装可能となっているほか、空戦能力確保のため背面部には巨大なウイングブースターが装備されている。

スクトゥム・オーガナイザー

先述のビフォースの改良型であり、生産性の向上を狙いデチューンされた機体。スクトゥム2および3ともパーツの互換性を持たせており、量産化に成功している。ただし多少コストが高くつくため、現在のところはエース専用機として配備されている様子。

スクトゥム・リバイバル

とある町工場が、近くに落ちていたスクトゥムを拾い上げて、アサルトサーク弐式の余剰パーツを用いて改造した機体。生産コストを度外視し、破格の性能を誇るスクトゥムとなった。主武装は大口径プロトンカノン。慣性直後にとある宇宙海賊に引き渡されて活躍していた。

スック

スクトゥムの耐弾性向上案のひとつ。関節の可動領域を大幅に減らし、重装甲化が徹底されている…が、その結果機体バランスは大きく悪化し、元機体と対して変わらない被撃墜数を記録してしまう。…が、そのコミカルな機体形状から、イベントなどではしばしばマスコット的に使用されているようだ。

スクトゥム・グレンウォーリア

某国の皇女が搭乗するリーヴァスを護衛すべく開発された。フルアーマースクトゥムのデータが流用されている。耐弾性を強化するにあたり胴体には先述のスックのパーツが使用されており、「顔が2つある」というなんとも独特なシルエットとなった。

バスターキャット

クシリナ砂漠戦において遺跡内部に放棄されていたスクトゥムを民間義勇軍のロフトフラット隊が改修した機体。多数の武装化気を装備できるようにするためジェネレータの大型化が実施されたが、その結果コックピットのスペースがなくなってしまい、AIを搭載した自律機として落成した。頭部は狙撃性能向上のためツイン・アイタイプに換装されており、その形態はネコに似たものとなっている。

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