今日も鎮守府は大漁です
きょうもちんじゅふはたいりょうです
ゲーム「艦隊これくしょん」を扱った作品の中で独特の存在感を持つ、なぜか魚の占める割合が非常に大きいものに付けられるタグ。
だって、こんなに大漁なんですものね。
概要
ゲーム『艦隊これくしょん』には多数の軍艦が女の子の形をした艦娘という形で登場するが、人間型にするのがありならば魚型にするのもありだろう。それに、提督だって人間とは限らない。
主に魚類氏が描く、そうした艦これ作品に付けられるタグである。
単に艦娘や提督が魚に入れ替わっているだけではなく、それらがオリジナリティーあふれる世界観で躍動する様子は、いつしか謎の安心感と妙な中毒性をもたらす。
やがて気がつくのである、
これがいつもの風景だという事に。
今日「も」鎮守府は大漁です。
ちなみに、生きた魚だけでなく寿司の登場頻度も同様に高いことから、そちらのタイプも該当する。
余談
史実の大日本帝国海軍でも日本人が魚を多く食べる食文化であることもあって手すきの時には艦隊将兵が漁師経験者を中心に魚を捕っては生鮮食料品の足しにしていた(長期航海になると生鮮食料品の供給は重要問題で、入手できる時には魚も取っておくのが大事だった)そうである。
また、大漁といえば、日本を代表する漁場の多くは太平洋を流れる暖流である日本海流、すなわち黒潮上にある……ん、黒潮?
……実際に、駆逐艦黒潮の進水記念絵葉書の一枚には、カツオ漁の風景を描いたものが存在している。鉢巻とふんどし一丁の男達が舷側に並んでカツオを一本釣りしている光景は、艦名を考えれば妥当とはいえ、なかなかのインパクトのあるものかもしれない。
尚、同じく優良漁場を多数抱える千島海流こと親潮の名前を持って生まれた僚艦に関しては、そのような絵葉書があるという話は聞かれない。