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集金人の編集履歴

2017-09-23 23:07:59 バージョン

集金人

しゅうきんにん

集金人といえば世間一般には「NHKの委託訪問員」を指すことが多い。

1、業務

集金人といっても実際に現金を集めることはなく、個々の家庭を訪問してはNHKとの受信契約を取次ぐ。実際には、

①未契約世帯の契約獲得

②地上契約から衛星契約への変更

が主な業務となる。


2、身分

訪問時「NHKです」と名乗るが、すべてNHKの職員ではなくNHKから委託された会社や個人の社員やアルバイトである。


3、報酬

新聞の勧誘員と同じく、契約数による歩合報酬の割合が高く、また毎月一定数の契約を取れない場合、指導や委託解除といった処分を受ける。


4、法的地位

受信契約は放送法を根拠とする義務ではあるが、罰則規定はない。また集金人はNHKからの委託人に過ぎないので、何ら法的特権があるわけはない。従って、訪問されても応対する義務もない。


5、社会的問題

以上の経緯により、契約数が集金人の生き残りのすべてであるため、訪問先で多くのトラブルを起こしている。

① 早朝、深夜のしつこい訪問

② 威圧的なセリフ(契約しないと裁判になる、職場や近所から非難される)

③ 詐欺的誘導(電波の確認がとれている、リモコンにBSボタンがある)

また、過去には訪問先での「傷害」「性的暴行」も複数報道されている。


6、対処方法

① 威圧的行動に対しては、最寄の警察に相談する。

② 詐欺的誘導に対しては、消費生活センターに相談する。

③ 防犯カメラによる録音、録画は、違法な訪問の証拠となるだけでなく、しつこい訪問を未然に防ぐ有力な手段となる。

なお、NHKふれあいセンターや地元NHKの営業局に抗議する方法は、上記のシステムを管理運用しているのがNHK本体である以上、ほとんど改善は望めない。

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