人物
財団問題児3人衆の1人。
常にウクレレを手に歩き回っており、チェシャ猫のようなニヤニヤ笑いを浮かべている、らしい。
「らしい」というのも、既知の技術では彼の「顔」を撮影することが出来ないためである。
辛辣な性格に加え、「どこでもウクレレをかき鳴らし、鼻に微量のシナモンロールをくっつけてセキュリティエリア内を歩き回る」というはた迷惑な習慣のために、多くの職員からは嫌われている。
その一方で、仕事面では非常に有能な人物でもある。数々の危険なSCPを終了してきた事を評価され、対応チームとフィールドエージェントの訓練部門と開発課のトップを任されている。また、セキュリティクリアランスレベルも4とかなり高い。
謎
・エージェント顔負けの戦闘能力
・SCP-682(不死身の爬虫類)が、なぜか彼に対しては攻撃姿勢を見せなかった
・現実改変者(簡単に言ってしまえば、世界を自分の思うままに操れるSCP。もちろんクラスはKeter。)に対抗するための、かなり具体的な知識を有する
等の事柄から、謎の多い人物として認識されていたが…。
事件239 B クレフ-コンドラキ
クレフ博士という人物を語る上で外せないのが、この事件である。
あらすじとしては、SCP-239(ちいさな魔女)という現実改変者の終了をO5に提案しようとしたクレフ博士が、誤ってそのメッセージを一般職員向けに送ってしまい、それを見たコンドラキ博士が彼を止めるために向かう、というもの。インタビュー記録や監視ログを集めた体裁で記されている。
クレフ博士の正体とも言うべき、人となりがよく分かる。
"Pleased to meet you, hope you guessed my name."
(会えて嬉しいよ。私の名前は知ってるだろう?)
…人となり、というのは語弊があるかもしれない。
人間関係
彼が多くの財団職員から厄介者扱いされている一方で、彼も他の職員とは馬が合わないようだ。
唯一関係良好と言えるのは、前述の事件で結果的に自分を救い、その後共同でSCP-531-D(ドリーマー)を終了したコンドラキ博士くらいのものであろう。