概要
月刊アフタヌーンにて連載された美少女ガンアクション漫画。
作者の趣味である銃器と60年代アメリカ車がこれでもかと画面を覆うスタイリッシュな作品である。園田の得意とするセクシーな美女も作品に花を添えている。
その一方で舞台であるアメリカの市民生活やそれに基づく通俗観念の描写も的確に描写されている。そのためか、日本の漫画でありながら日本人が共感を持てない描写が多々あり、逆にそれが”アメリカ”を舞台にしている作品だという事を読者に印象づけている。
ストーリー
シカゴで銃砲店を営むガンスミスのラリー・ビンセントは凄腕のバウンティ・ハンターとして名をはせていた。相棒の爆弾娘ミニー・メイとともに、ラリーはシカゴを舞台に大暴れ!!
登場人物
ラリー・ビンセント
本名アイリーン・ビンセント。凄腕の賞金稼ぎで、神業とも言える射撃の腕前と曲芸のようなドライバーテクニックの持ち主である。
商売柄か非常に芯の強い女性で、見方を変えれば冷酷とも言える性格の持ち主。とはいえ彼女の職業を考えれば無理からぬ話である。
得物はCZ75初期モデル。
ミニー・メイ
ラリーの相棒。爆弾の専門家であり、様々な形でラリーをサポートしている。
ラリーに出会う以前は娼婦として働いていたためかベッドスキルも超一流。
ビーン・バンデッド
金さえ積めば何でも運ぶ、ロードバスターの異名を持つ名うての”運び屋”。
常人離れした身体能力の持ち主で、本作きってのジョーカーキャラである。
悪人ではあるが仁義を貫き、女子供には優しい所を見せる。
ガンスミスキャッツの前身であるOVA「ライディング・ビーン」の主役をつとめていた。