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概要

人間の女性の上半身と鳥の下半身を持つ。比類なき美声で啼くと言われており(伝承によれば「卵の殻の中にいる時から啼き出す」とされる)その美声を仏の声の形容とする。

中国語ではチアリンピンチエ(Jialingpinqie)、韓国語ではカルンビンガ(Gareungbinga, Galeungbinga)、ベトナム語ではカーランタンザー(Ca Lăng Tần Già)、沖縄ではカロービンガと呼ぶ。

元はインドの伝承に登場するカラビンカ(Kalavika)と言う空想上の鳥の伝承が仏教に取り入れられた物。 好声鳥・妙音鳥などと意訳される。

嘗て日本では美しい芸者や花魁(おいらん)、美声の芸妓を指す尊称としてもこの語が用いられた。

関連タグ

共命鳥→同じく極楽浄土に住んでいるとされる鳥。

セイレーン(ギリシャ神話に登場する、魅惑的な歌声を持つ半人半鳥)

人外 『聖伝』(迦楼羅王の妹と言う設定)

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  • 薔薇ぁど

    終わりのない歌

    オスカル様のひとり語り。原作からは離れています。 もう40年くらい前でしょうか(古い!)『愛がわたしを』という、近藤正臣さんと大原麗子さんのドラマがありました。そのドラマの主題歌が「終わりのない歌」でした。 遠田潤子さんの『カラヴィンカ』という小説の単行本タイトルが『啼いて血を吐く』でした。この作品でヴォカリーズを初めて知りました。ヴォカリーズとは歌詞を伴わない発声練習や歌唱法で、フランス語の「vocaliser(声にする、声だけで歌う)」の命令形「vocalise」に由来するそうです。 これらが一緒になり、このお話が出来ました。オスカル様は自分の性を厭わしく思ったこともあるでしょうが、それを核にして己はあるのだと受け入れた上で武官としての人生をあらためて歩いて欲しいと考えました。 表紙は北斎の「迦陵頻伽(かりょうびんが)」です。お年賀タオルがわりになれば、と思い投稿します。今年もよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

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